白老町は北海道の南西部に位置し、面積の約75%が森林の自然豊かな町です。アイヌの人々が町の歴史の基礎を築きあげた多文化共生の歴史があり、現在では文化施設ウポポイが建てられています。
千歳市は、北海道の空の玄関口 新千歳空港のあるまちとして知られています。生活利便性に優れた都市であると同時に、支笏湖のある支笏洞爺国立公園など、雄大な自然と触れ合うこともできます。
専門ガイドと行く支笏湖&ウポポイ 心の旅
普段の観光とは違った視点から、自然や環境を考える
中国出身で、北海道大学で研究をしながら、動物福祉と環境保護を考えるNPOを立ち上げている専門家ガイド、ヒエンさんと共に、白老のウポポイ、千歳の支笏湖をフィールドに、文化、自然、動物たちとの共生を考える旅に出かけます。
ヒエンさんは、「旅は、肉体の旅とは別に、心の旅がある。同じ風景でも、新しい感覚や体験があると、その感覚や体験が新しい思考をもたらし、日常に戻っても何か違うものが心に残ると信じている。」という考え方のもと、自分のこれまでの研究や体験をもとに、心で感じる旅を提供しています。
この旅では、「民族共生象徴空間ウポポイ」を中心に、アイヌ民族の文化や歴史、生き方を知る体験、そして、支笏湖エリアでは、支笏湖ブルーや火山、湖底に見られる不思議な地形、陸の生態系などを学びながら楽しみます。文化や自然の奥深さ、面白さ、課題を知って、未来を考える。専門家ヒエンさんと一緒に、心の旅に出かけてみませんか。
北海道大学人間科学博士 非営利組織アオチカ協会 代表 芦非煙
自然や動物が大好きで、北海道大学に入学して自然や動物についてより深く知りました。 その後、動物福祉と動物保護を推進するために「アオチカ」を立ち上げました。普段の旅とは全く違う心の旅をお見せできればと願っております。心の旅は、人間と自然、人間と人間の共生というテーマに基づいています。人と人、人と動物、自然と世界全体との間には深いつながりがあり、旅の終わりに、共生の道を見つけましょう。