photograph: リュウキュウコノハズク
奄美群島は、南西諸島の内薩南諸島南部にある8つの有人島をさす島しょ群。そのほぼ中央にある徳之島は「東洋のガラパゴス」とも呼ばれ、多様な動植物が共に生きています。
徳之島では、奄美固有の様々な動物や植物を見ることができます。自然散策や生き物の観察を通して学ぶエコツアーが開催され、自然の雄大さと生命の神秘にふれる感動を味わうことができます。
希少種の宝庫・徳之島ナイトツアー
徳之島を愛するエコツアーガイド常さんと行く、夜の森の物語
徳之島は、石灰岩が広く分布した土地にたくさんの動植物が生息しています。希少固有種の宝庫であり、「東洋のガラパゴス」とも称されています。ガイドの常さんは、愛する徳之島を守り、魅力を発信していくために日々奮闘する素敵なガイドさん。奄美群島認定エコツアーガイドのひとりです。アマミノクロウサギやケナガネズミ、リュウキュウコノハズクなどの希少な野生生物や、徳之島に生きるあらゆる生物がかかわりあって暮らすこの素敵な島で、魅力を見せてもらう旅に常さんと共に出かけましょう。空には満天の星が広がる徳之島の静かな夜を、邪魔をしないようにそっと。
奄美群島認定エコツアーガイド 常加奈子
小学校教員、水族館解説員を経て、地元徳之島に戻って島の自然や歴史、文化や暮らしについて知れば知るほど島(先人)への畏敬の念や感謝、誇りが深まりました。徳之島を深くじっくりと愉しんでいただき、心豊かな旅のお手伝いが出できたらと思っています。島での体験が自然環境や人々の暮らしについて考えるきっかけになれば幸いです。