家島は、兵庫県の南西部、瀬戸内海の沖合に浮かぶ小さな島。姫路港から船で約30分の大小44の島からなる諸島の一つです。豊かな自然に恵まれ、一帯は瀬戸内海国立公園に指定されています。
島の名は、遠い昔、東征の途中で嵐に遭って寄港した神武天皇が、「まるで家にいるように静かだ」と表現したことに由来すると言われています。穏やかな青い海やのびやかな暮らしは今も変わらずここにあり、都会では味わえないゆったりとした時の流れを感じることができます。
ワンダーランド家島で暮らすように遊ぶ
「家島ハレテラス」宿泊と家島まるごと体験
姫路港から船でたったの30分の場所に、不思議な魅力を放つ離島がありました。その名の通りアットホームな雰囲気が漂う「家島」は、素朴で小さなワンダーランド。採石業で栄えた町の面影や潮の豊かな香り、海とともに生きる家島の人々の暮らしを覗いてみると、そこは驚きと発見で溢れています。
そんな島の暮らしに身をおきながら、港周辺をおさんぽしたり、釣りに挑戦してみたり。播磨灘がもたらす海の幸をじっくり堪能するのも良いかもしれません。島内のナビゲートは、家島の暮らしと観光客をつなぐ案内人「いえしまコンシェルジュ」にお任せしましょう。
都会と比べると、”何もない”と感じるかもしれません。けれども、特別な”何か”がなくたって、この島の人はみんな幸せです。大切なのは、”今あるもの”を 楽しむこと、いつくしむこと。この島で紡がれる日常は、誰かにとっては非日常の体験となるかもしれません。家島は、一度訪れるといつかきっと帰りたくなる不思議な場所。ありのままの島の暮らしに溶け込みながら、その魅力をまるごと味わってみてください。
地元、兵庫県にこんな島があったとは!簡単にアクセスができ、次の週末にでも気軽に楽しめる離島へのプチトリップ。島の独特の空気を感じながら、親切で世話好きな島の人たちと会話を交わしてみませんか。ゆったりと流れる島時間で、釣りをしたり、共に食事を作ったりする体験は、家族の思い出作りにもぴったりです。⸻ ベルトラ 村田
いえしまコンシェルジュ 中西和也
偶然家島に来て、離島というイメージから遠くかけ離れた町の風景やその不思議な魅力にとりつかれ、もっと家島の海のこと、魚のこと、人のこと、風景のこと、歴史のことを知りたいと思い2011年4月に移住しました。外から来た「よそもの」の視点で面白いと感じた島の魅力をわかりやすくお伝えします!