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西オーストラリアのセルバンテスからエクスマウスまでを繋ぐ、
美しい海岸線『コーラル・コースト』。
1,100km以上に及ぶこのエリアには、白い砂浜、紺碧に輝く海、赤土の大地、鮮やかなピンクの湖など、
これが自然の色とは信じられないほどカラフルな絶景が連なります。
フレンドリーな野生動物とふれあい、咲き誇るワイルドフラワーの中を走り抜け、
ここでしか味わえないユニークな体験をしてみませんか。
今回はコーラル・コーストの中でも、世界遺産シャーク・ベイと
カルバリ国立公園周辺エリアにフォーカスをあててご紹介します!
Coral Coast
絶景の海岸線
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1991年にユネスコ世界遺産に登録されたシャーク・ベイは、インド洋に複雑に突き出た半島や島々により海流が制限され、塩分濃度の濃い特異な環境を生み出しています。息をのむような絶景が広がり、豊かな海洋生物の生息地となっているこの土地で、唯一無二の思い出に残る体験をしてみませんか。
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100%貝殻でできた目が眩むような白いビーチ。ここは世界で2ヶ所しかない、珍しいシェル・ビーチのひとつで、この場所に貝が堆積し始めたのはなんと4000年も前のこと。今では、一番深いところで10メートル以上もあります。海水の透き通った遠浅のビーチが続き、ビーチコーミングや、のんびりリラックスするのに最高の場所です。
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35億歳の生物と対面できるなんて、信じられますか。世界最古の生命体といわれる藻の一種「ストロマトライト」が生息するハメリンプールは、シャーク・ベイの外せない見どころです。化石となったものは世界各地で発見されていますが、これほど広範囲に原生している場所はここだけ。世界遺産に認定される大きな理由にもなりました。太古の世界に思いを馳せながら、じっくりと観察してみましょう。
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フランソワ・ペロン国立公園では、ドラマチックなオレンジ色のビッグラグーン、ボトルベイ、グレゴリーズといった魅力的なビーチの風景を楽しむことができます。国立公園内の道は舗装がされていないため、デンハム(Denham)やモンキーマイアから4WD車を使った日帰りツアー参加で訪問するのがおすすめです。絶景の中でシーカヤックやスタンドアップパドル、ビーチフィッシングなどが楽しめ、5月から10月の間は西オーストラリア州の中で最も長くワイルドフラワーの鑑賞ができるエリアでもあります。
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ダーク・ハートッグ島はシャーク・ベイ内に位置し、1616年にヨーロッパ人のオーストラリアへの上陸が初めて記録された場所です。島を囲むターコイズブルーの海は、感動的な美しさ!日帰りのボート・ツアーで訪れることも可能ですが、島を満喫できるエコロッジに滞在しながら、アクティビティを楽しんだり、リラックスして過ごすのもおすすめです。オーストラリア大陸の中で日没(最西端)を最後に観られる場所でもあります。
海の生物との出会い
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シャーク・ベイには、その名の通りサメをはじめ、イルカやジュゴン、マンタ、ウミガメ、ザトウクジラなどが生息しており、まさに海の生物が暮らす楽園。大切に守られた環境の中、彼らと出会えるチャンスが豊富にあるのも、古来から自然や動物と共に人々が暮らしてきたこの地域ならでは。
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海のアイドル、野生のハンドウイルカが、毎日のようにビーチにやってきて、地元の人や旅行者を出迎えてくれるモンキー・マイア。特別に訓練されたレンジャーの案内のもと、1日3回、選ばれた人が餌をあげるチャンスがあり、シャーク・ベイの中でも一番有名で人気のある場所となっています。フレンドリーなイルカたちに、大人も子供も虜になること間違いなしです!
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シャーク・ベイは世界最大のジュゴンの生息地で、世界の10%にあたる約1万頭のジュゴンが暮らしています。クルーズで沖へ出れば9割ほどの確率で遭遇することができ、運が良ければカヤックの隣で泳ぐジュゴンが見られることも!
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13,000kmにわたる海岸線で、オーストラリア最長のクジラの移動とホエールウォッチシーズンを楽しむことができる西オーストラリア。6月から11月にかけて、クジラたちはコーラル・コーストの「ザトウクジラハイウェイ」に沿って移動していて、このシーズンはジェラルトンやカルバリの沿岸展望台やボートクルーズから、彼らを見つけることができます。
アボリジナルピープルにそう呼ばれる、この土地ならではの体験。
人生を変えるような感動を味わってみませんか?
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アボリジナルピープルがこのユニークな海岸エリアで長い間培ってきた暮らしの術を、体験しながら学びましょう!現地のエコ・カルチュラル・ツアーでは、フランソワ・ペロン国立公園やハメリンプール、ダーク・ハートッグ島を訪れ、アボリジナル文化やカヤックの体験、地元の知識を活かして野生動物に会いに行くツアーなど、この地域の自然やアボリジナルピープルの伝統に根付いたユニークなアクティビティを開催しています。
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このワクワクする夜の冒険では、キャンプファイヤーを囲みながら、アボリジナルの楽器「ディジュリドゥ」を演奏する方法を教わったり、古代の物語を学んだり、炭で魚を調理したり、他では決して体験できないような素晴らしい経験をすることができます!旅のハイライトとなる星空鑑賞も感動的です。
壮観な陸の大自然
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コーラル・コーストの魅力は内陸部にも溢れています。大自然の息吹を感じて、オーストラリアらしい雄大な景色を堪能したいなら、まずはカルバリ国立公園へ。ピンクレイクのハット・ラグーンや、ワイルドフラワーの夢のような花の絨毯も見逃せません!
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海辺の街カルバリは太陽がいっぱいの、温暖でのんびりとしたリゾート地。そしてひとたび内陸に入ると、そびえ立つ赤い岩肌や、マーチソン川の壮大な渓谷が続く、絶景の大地が広がります!
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ネイチャーズ・ウィンドウは、カルバリで最も写真映えするスポットの一つ。まるでアーチの窓から大自然を覗き込むように形成された古代の岩層は、角度によってさまざまな渓谷美を映し出します。ここからスタートする8kmのトレイルも、自然の息吹を体感するおすすめのルートです。
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780キロメートルに及ぶマーチソン川は西オーストラリアで2番目に長く、雄大な渓谷にはワシやエミューなど約200種の野鳥も生息しています。リバークルーズやカヌーで進めば、赤と白の砂岩に囲まれた迫力の絶景に、圧倒されずにはいれらません。
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マーチソン川渓谷の素晴らしい景色を上からを楽しむには、高さ100m以上の絶壁から張り出すカルバリ・スカイウォークに向かいましょう。2020年にオープンしたこの展望台には、赤茶色の絶壁に突き出したふたつのビューポイントがあり、先端から見渡す景色は驚愕の絶景です!
アクティブな一日の終わりには、リラックスするのが一番。オージーにも人気のリゾート地であるカルバリやモンキー・マイアには、とびきり新鮮な地元食材を使った美味しいレストランも豊富です!
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カルバリの南、ポート・グレゴリーの近くに位置するハット・ラグーンでは、衝撃的な、風船ガムのようなピンク色の湖に出会うことができます!季節や時間帯、日照率によって色が変化し、赤からピンク、ライラック・パープルまで、訪れる度に違った表情が見られるのも魅力。岸辺から間近で眺めるのも圧巻ですが、ぜひ遊覧飛行で空からの眺めに思う存分魅了されてください。
© Australia's Coral Coast
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コーラル・コーストでは7月中旬から11月中旬に、北部から徐々に南下しながらワイルドフラワーが咲き誇ります。ピンクや紫、クリーム色、ゴールドの鮮やかな色に染まった野原はまるで物語の世界のよう。カンガルーや愛らしい動物たちが花の間を飛び回る姿に出会えることもあります。カルバリ周辺のワイルドフラワーのベストシーズンは7月から9月頃で、何百種類もの西オーストラリアの植物がアウトバックを色とりどりに染め上げます。カルバリ・スカイウォークから眺める壮麗な景色も一見の価値ありです!
ヤマジアートは、ローワーマーチソン(Lower Murchison)地域に住むアボリジナル・アーティストを、支援・育成するために、専門家のサポートなどを提供しています。経済的利益を生み出しながら文化と芸術活動を維持することに重点を置いており、ジェラルトンにあるヤマジアートセンターでは、ヤマジ族について理解を深められるほか、美しい作品を鑑賞したり、購入することもできます。
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魅力が尽きないコーラル・コースト。その一部をご紹介します。
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200種類以上の珊瑚、500種類以上の魚が生息するニンガルー・リーフ。その美しさと、さまざまな海の生物とのふれあえることが魅力のエリアです。見逃せないのは、ジンベイザメと一緒に泳げるツアー!また、海だけでなく、ケープ・レンジ国立公園の岩山や渓谷の迫力ある景観も見どころです。
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西オーストラリアの玄関口パースから北へ約250㎞、ナンバン国立公園に広がる奇岩群「ピナクルズ」は屈指の人気スポットです。地球の神秘を感じる独特の景観は、一度は目にしたい絶景。近隣で立ち寄ることができるランセリン砂丘も、サンドボーディングなどエキサイティングなアクティビティで人気です。