ウェタ・ケイブとは、ニュージーランド北島のウェリントンにあるウエタという会社がオープンしたワークショップ工房の隣にあるミニミュージーアムのことです。ウエタは、人気映画ロードオブザリングの特撮技術や特殊メークを手がけた会社で、ウェリントンは監督ピータージャクソン氏の故郷です。彼の地元で撮影、製作した映画ロードオブザリングは世界的に大ヒットしました。ロードオブザリングのみならず、ナルニア国物語、アバター、第9地区など、参加した映画は人気作品ばかりです。
歴史
1993年に映画監督のピータージャクソン氏とリチャードテイラー氏らにより設立されたウエタは、数々のすばらしい映画に参加してきましたが、なかでもその名を世界にひろめたのは2001年の指輪物語の映画化3部作、ロードオブザリング、ロードオブザリング二つの塔、ロードオブザリング王の帰還で、これらは3作ともアカデミー視覚効果賞を受賞しました。そのウエタのワークショップ工房の隣に位置するウェタ・ケイブは、ケーブの名前が示すとおり洞窟のような内装になっており、これまで手がけた作品の展示品やショートフィルムまで映画ファンには非常に興味深いものがたくさん展示されています。
見どころ
ウェタ・ケイブでは、ホビット、アバターなどのCG映像など、手がけた作品にまつわる舞台裏を紹介するビデオやミュージーアム、ショッピングが楽しめます。館内は、30分おきに有料で館内ツアーがあり45分ほどかけてガイドの方が説明をしながら案内してくれます。