ティリティリマタンギ島は、ニュージーランド北部の都市オークランドから、船で1時間ほどで着きます。かつては、牧場として開拓されましたが、自然保護の目的で土地が買い戻され、現在は無人島です。無人島になったことから、島にはニュージーランドでも見ることが珍しくなった野鳥が多く生息するようになり、バードウォッチングの聖地として知られています。ツアーガイドを利用するのが一般的で、ボランティアの現地ガイドが船のチケットを手配したり、昼食の用意をしてくれたりします。島内では、基本的に現地ガイドと行動を共にします。
見どころ
ティリティリマタンギ島は、環境保護省と現地のボランティアによって徹底的に管理し、保護されています。そのため、島には、タカへ、サドルバック、トゥイ、コカコといったニュージーランド原産の珍しい野鳥が、約80種類生息しています。訪れた人はバードウォッチングやハイキングをして自然の美しさを堪能しています。これらの鳥がのびのびと飛び回り、甲高くさえずる様子は、まさにティリティリマタンギ島が鳥たちの楽園であることを示しています。海沿いには、ペンギンの巣箱が置かれており、運がよければ、ペンギンが休んでいる様子を捉えることができます。普段私たちが、水族館のガラス越しで見ていた光景目の前で見るということは、貴重な体験です。現地ガイドの安全な誘導のもと、都会で疲れた心をリフレッシュさせるのにぴったりの島です。
