ワナカ湖は、ニュージーランド国内で4番目の大きさを誇る湖です。南島のオタゴ地方の中心部に位置しています。マウント・アスパイアリング国立公園の玄関口でもあり、標高300mにあります。ワナカ湖の面積は192平方km。深さは300mあります。南北に伸びた形で、一番幅が広い部分は南側で10kmもあります。周辺にはサザン・アルプスの標高2,000m級の山々がそびえ、美しい風景を楽しむために世界中から多くの観光客が訪れます。
歴史
ワナカ湖は1万年以上前の氷河期の終わりに、氷河に寝食されて形成されたU字谷と呼ばれる谷に面しています。ネックと呼ばれる低い土地で近くにあるハウェア湖とつながっていました。1853年に、ナザニエル・チャーマーズ氏がワナカ湖を発見した最初のヨーロッパ人と言われています。その後、ヨーロッパの探検家や捕鯨船などが訪れ、湖の周囲に牧場が作られました。当時はペンブローク湖と呼ばれていましたが、1940年に「アナカ（地方の酋長）の地」という意味の「オアナカ」からワナカという名前になりました。
見どころ
ワナカ湖の一番の見どころはサザンアルプスに囲まれた美しい風景です。その美しさを空から楽しめるスカイダイビングも人気のあるアクティビティです。ベテランのインストラクターと共に空からの眺めをお楽しみください。また、湖クルーズも人気の高いアクティビティです。ワナカ湖には大小さまざまな島が存在しています。いくつかの島に上陸しネイチャーウォークを楽しめるクルーズツアーも人気があります。ワナカ湖の周辺には散策に最適な遊歩道も整備されています。
