エベレスト登頂を人類で初めて成功させたサー・エドモンド・ヒラリーが、練習場所として登山を繰り返していたのが、ここアオラキ/マウントクック国立公園です。「アオラキ」というのは、現地のマオリ語で「マウントクック」のことを指しています。アオラキはもともと天の神様の息子でした。三人の兄弟と共にカヌーで海を渡っていたところ、座礁によってカヌーが転覆してしまいます。そこに強風が吹き、彼らは石になってしまいました。石になったカヌーは南島となり、アオラキたちはサザンアルプスの山々になったといわれています。
周辺の国立公園とともに世界遺産に登録されているアオラキ/マウントクック国立公園の見どころは、なんといっても標高3754mのマウントクックです。長い年月を経た氷河も魅力的です。セスナ機やヘリコプターでタスマン氷河を見に行くツアーは人気があります。サザンアルプスの山々はどれも美しいことで知られていますが、マウントクックの山頂を飾る万年雪と裾野に咲くルピナスのコントラストは多くの人々を魅了しています。
天気に恵まれ、アオラキのスペクタクルな姿を見ることが出来ました。
リチャードの素晴らしい説明、運転に感謝感激!