オーストラリアのギャップ・パークは、ワトソンズ・ベイの岬の東に位置する国立公園です。「世界三大美港」とも呼ばれるシドニー湾のすぐそばにあり、サウスヘッドなどと共にシドニー郊外の観光名所のひとつとして人気があります。このギャップ・パークの一番の見所は、ズバリ「断崖絶壁」。タスマニア海の美しくも荒々しい波が、目もくらむような断崖絶壁に打ち寄せる大迫力の光景が多くの人気を集めています。崖の上から眺める風景もまた絶景です。
歴史
息を呑むような断崖絶壁の光景が人気を集めるギャップ・パークですが、実はこの場所は、オーストラリアの開拓時代に囚人達が身を投げた場所としても知られています。今では観光地として多くの観光客に愛されていますが、「希望を捨てるな。常に助けはある」という看板も立てられています。朝方や夕暮れなど、時間によって移ろう幻想的な美しいこの光景こそが「希望」なのだ、と実感できる場所です。
見どころ
ギャップ・パークでは崖からの絶景を眺めるほかにも、公園内を散策したり、カフェでゆったりとくつろぐことができます。園内のカフェではパスタやサンドイッチなどの他、デザートのティラミスが美味しいと評判のカフェもあります。ギャップ・パークへのアクセス方法には、フェリー・バス・タクシーといった様々な方法がありますが、ツアー以外で訪れる場合にはフェリーでの移動が爽快でおすすめです。ただ日差しが強いので、紫外線対策はしっかりと準備しておきましょう。