世界遺産グレートバリアリーフ ヘリコプター遊覧飛行

日本からの到着が朝早いので、朝一番でも間に合うのですが、飛行機が遅れたり、空国審査に手間取ったりしたらいやだったので、夕方４時のフライトにしました。 午前中は、船でグリーン島を観光していたので、大体の位置関係が理解しやすかったです。 操縦士以外に５人が乗れる機材だったので、私達以外に外国の方３人のグループとの混乗でした。 乗り込むと騒音の中で操縦士と乗客が会話するためにマイク付きのヘッドフォンを装着します。操縦士の方がいろいろ説明してくれる声や乗客の声がヘッドフォンから聞こえてくるのですが、すべて英語でのやり取りなので語学力がないとなかなか話すことは難しいかもしれません。今回は操縦士の隣に乗った女性がしきりに質問されてました。 30分間のフライトは贅沢かなと思っていたのですが、飛行を初めて10分くらいは青い海の上を飛ぶだけで、サンゴ礁は見えません。グリーン島の沖くらいからエメラルドの海が広がってきます。その後も、サンゴ礁のラグーンが点在しており、それらの上空で旋回してくれるので、座席も左右どちらでも写真は十分に撮影できます。サンゴ礁の間に砂浜が広がっているところでは、海の青とエメラルドのラグーン、白い砂浜、そして海とは違う空の青、そして雲の白がとてもきれいでした。 これらを堪能できるのは約10分で、その後は離陸場所に戻るのですが、運が良ければウミガメなども見ることができるそうです。 せっかく海がきれいな場所なので、グラスボートやシュノーケリングも良いですが、上空からの眺めは格別と思います。 ただ、ヘリコプターは比較的低い高度でそんなに遠くまでは進めないので、もっと遠くまでを見たい場合にはセスナでの遊覧の方が向いていると思います。上空から何を見たいのかによって、チョイスしたらよいと思います。