●ウルル(エアーズロック)、オルガ岩群(カタジュタ)キングスキャニオンとこの地域の三大観光ポイントを効率よくまわれる。移動のSafariバスは乗り心地が良い。道はほとんど舗装されている。途中、1,2時間おきにトイレ、 コーヒー、アイスクリー... 続きを読むムストップもある。
●毎朝4時半起床。お陰でアウトバックでの日の出の景色を楽しめた。また、気温がそれほど上がらないうちにウォーキングを終えることができて良い。
●初日はオルガ岩群と風の谷を散策、夕方にはウルルの素晴らしいサンセットを、シャンパンと簡単なおつまみで楽しめる。これは、最高。
●二日目は朝一番でウルルへ。一周9km、2時間半のモーニングウォーク。岩肌のいろいろな形状の穴、模様など結構変化に富んでいる。そのあと、アボリジニ系のガイドがいろいろな草木の医学的効用、昔から口伝えで受け継がれてきた神話を語ってくれる。問題はこの英語がわかりにくいこと。他の参加者も同様、皆さん半分も理解できないと言っていた。しかも、2時間延々と続く。30分程度に短縮してくれるとありがたい。スキップしてバスで昼寝するのも一案。
●三日目はキングスキャニオンのトレッキング。前夜、ガイドがこのウォーキングがどれほどきついか大げさに説明したため22人のうち7人が、谷間の簡単なウォークを選んだ。実際に歩いてみると、多少きついのはとっかかりの20分だけ。しっかり整備された平らな石段を登る。しかも、2箇所で休憩できる小さな広場ある。不参加の全員が登りきれたと思う。そのあとはほとんど平坦でやさしい3時間半のウォーク。コースのイラストが下記サイトにあります。 http://journeyjottings.com/blog/2014/02/kings-canyon-rim-walk-watarrka/
●宿泊はウルルとキングスキャにオンのキャンプの常設テント小屋。お湯の出る綺麗な共用シャワー施設と、トイレがあって快適。ベッドの上で寝られる。シーツ、タオル、電灯付きのタイプと、ベッドとマットレスのみのタイプがある。前者の方が2泊で一人当たりA$100高い。ホテル泊まりの延長線上か、自然に近よって旅するか、考え方で選択すれば良いだろう。なお、後者は寝袋があると良い。A$30で新品を提供してくれる。軽くてコンパクトで、持ち帰れば災害時の非常装備として役立つ。
●食事は、すべてキャンプでとる。普通の日本人なら味の方はほとんど期待しないほうが良い。ワニの肉、ラクダの肉を試せるが、牛肉も含めて硬くて美味しくない。アリススプリングスではChifley Alice Springs Resortに泊まったが、この中にあるBarra on Toddレストランで素晴らしく美味しい料理を楽しめた。きっと、腕が良く、センスのいいシェフがいるのだろう。Barramundiと呼ばれるオーストラリア産の白身魚がリゾットの上に載った料理はプレゼンテーションも良く、絶対にお勧め。(この食事はツアー外)
●このツアーは初日の午後ウルルからでも参加できる。ウルルやオルガ岩群を空から見たい人は前日にウルル入りして、遊覧飛行を楽しんでから参加するといいでしょう。
●この2泊3日のサファリツアーはオーストラリアのアウトバック・レッドセンターを楽しむのに最適な手段のひとつで、宿泊、全食事付きでお手ごろな値段。5星でお勧めします。
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