アメリカのワシントン州の「シアトル水族館」は、400種類以上の海の生物が集まる水族館です。エリオット湾に面したウォーターフロントの中心地( ピア59)にあります。ワシントン州の太平洋の湾入であるピュージェット湾の生物を中心に、太平洋に生息する大小さまざまな海洋生物が飼育されています。特に、360度の海中展望が楽しめるガラス張りの大型水槽アンダーウォーター・ドームでは、階段式の座席から魚を眺めると、まるで海中にいるような体験ができると人気です。
歴史
「シアトル水族館」のあるピア59は、もともとパイク・ストリート・ワーフと呼ばれていて、2001年にシアトル市の史跡に指定された由緒ある建物でした。その後、総工費4,100万ドルをかけて増改築が行われて、2007年6月22日に全館オープンとなりました。自然あふれるワシントン州西部になじむ濃い緑のモダンな建物へと生まれ変わったことで、ウォーターフロントのランドマークのひとつとして、多くの人が訪れています。
見どころ
6メートルX12メートルの1枚ガラスをはめた巨大水槽では1日3回、水槽の中を泳ぐダイバーと対話しながら生物について学べるイベントも開催されています。他にも海溝に打ち寄せる波しぶきを体験できるコーナー、実際に生物に触れられるタッチタンク、アシカのショーもおすすめです。エリオット湾の美しい景色を見下ろせるカフェや、かわいいお土産が揃っているギフトショップもあります。