2016年12月30日からの48時間券を2名、モニターキャンペーンを利用して申し込みました。
事前にVELTRA経由で確認したところ、同月内であれば手続きなしで他の日からの48時間に変更可能(モニターでも)とのことでした。30日は他の... 続きを読むアクティビティで時間が過ぎてしまい、31日にバウチャーを持ってチケットの交換場所に行ったところ、特に何も言われずにチケットに交換してくれました。その点は良かったです。
しかし、活用しようと思うとかなりの下調べをするか、もしくはたっぷりと時間に余裕を持つ必要があると感じました。
まず、乗り場所が非常に分かりづらい。
そして、バスが来ない。
本数が少ないとか道路事情で遅れるというのは我慢するとして、日に一本のナイトツアーバスが20分待っても出発場所に来ず、公式サイトでの案内もなければ電話も繋がらないので諦めて帰りました。
以下に詳細を書きます。
チケット交換所に着いたのは12月31日の昼ごろ。チケット交換所(売り場)のお姉さんは「In-N-Outバーガーの前に停まってるバスに乗れ」と言いましたが、それがダウンタウンツアー(赤ルート)なのかシティーツアー(青ルート)なのか説明はありませんでした。乗るときに自分で「これは何ルート?」と確認する必要があります。
我々はまずピア39に行きたかったのですが、赤でも青でもどちらにしろ交換所からは逆方向になってしまうので、バスには乗らずに徒歩でピア39まで歩きました。昼食を済ませ、アシカを見た後ようやく乗車しようと思ったらまず停留所が見当たらない。探しているうちにたまたまバスが来てくれたのですが、停車したのは路面電車の停留所のように車道のど真ん中にある、小島のように一段高くなっているプラットホーム。
必死に車を避けながら車道を3車線ほど横断してプラットフォームにたどり着き、ガイドさんに「青ルートに乗りたいんだけど、このバスは赤?青?」と尋ねると、「どっちでも同じだからとにかくこのバスに乗れ」と言われます。
それもそのはず、マップ上では周回しているように見えますが、実際にはチケット交換所の前あたりが終点で、その先に行きたければ次のバスの発車を待つしかないようなのです。結局1km足らずの距離を乗ってチケット交換所の前に戻っただけでした。
仕方ないので次の青ラインのバスを待とうと、最初に案内されたIn-N-Outバーガーの前に行きました(マップを見ると、ここを通るのは青ラインだけのように見えたからです)。周囲を見渡しても停留所の案内は一切ありません。強いて言えば、「ツアーバスが止まるから日中は長時間の駐車を禁止する」という標識がある程度。それだけを頼りに不安に思いながらバスを待ちましたが、これが一向に来ない。
しかも、ここで重大な問題に気づきました。ナイトツアーバスの出発するギラデリスクエアは青ラインの始発から1つ目の停留所なのですが、先述の通り周回ではないので、青ラインのシティーツアーを1周した後ナイトツアーに続けて乗ろうと思うと、ギラデリスクエアまで歩くか、もう一本バスを待たないとならないのです。
すでに16時20分を過ぎており、仮にシティーツアーの青ラインバスに乗れてもナイトツアーバスに間に合いません(ナイトツアーのバスの発車は18時、シティーツアーは一周約2時間)。赤ルートのダウンタウンツアー(一周約1時間)なら戻ってこられるかも知れないけれど、終バスは16時15分なので行ってしまった後でした(ちなみに赤ラインの始発乗り場はどこなのか、最後までわかりませんでした)。
こうなると、青ラインのバスを待っていても仕方ないのでギラデリスクエアまで徒歩で移動し、ナイトツアーのバスが来るまで時間を潰しましたが、今度は18時20分まで待ってもナイトツアーのバスが来ません。もちろん出発場所の看板も何もありません。マップを信じて待つのみです。
待っている間に色々調べましたが、公式サイトには運休の情報もなく、催行会社に電話しても自動音声の案内が流れるばかりで誰も出ません。大晦日は16時でビジターセンターが閉まるとは聞いていましたが、電話での問い合わせもできなくなるとは思いませんでした。ギラデリスクエアの店員さんも「マップに書いてあるマークは確かにそこの場所だけど、ナイトツアーバスなんて来てたかな?」という感じで心細いことこの上なし。仕方ないので、Uberを呼んでホテルに帰りました。
モニターで1名無料になったとはいえ、それでも金額通りの価値は感じられませんでした。充分に下調べして行きたい場所を決めた上で時間に余裕を持ち、バスが来なくてもどうにかできる手段を持って利用することをお勧めします。
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