セブン・マイル・ブリッジ

旧セブンマイルブリッジは「鉄道王」として有名な実業家ヘンリー・フラグラーによって1909年から1912年にかけて作られた鉄道用の橋です。当時パナマではパナマ運河建設の工事が行われていて、キー・ウェストの港からの物資輸送需要の可能性があることにフラグラーが目をつけ、キーウェスト港を物流としての拠点とするために建設しました。1913年から運用を始まりましたが、1935年フロリダ州に上陸した当時のアメリカの最大級の被害をもたらしたハリケーンによって線路や施設が壊されてしまいました。その後1938年には自動車通行用の橋として修復され運用されますが、1960年に発生したハリケーンによって再び壊されてしまいました。その後新たな橋として建設されたのが現在のセブンマイルブリッジ橋で1979年から1982年の間にかけて建設されました。

セブンマイルブリッジは、旧い橋と新しい現在の橋が平行して走っていますが、旧セブンマイルブリッジはフロリダ キーズのマラソンという町からピジョンキーという小さな島の間までの区間が通行可能となっていて、サイクリングや釣りを楽しみながら、大西洋とメキシコ湾のトロピカルな青い海に囲まれてまるで水平線の彼方をどこまでも歩いて行けるかのような絶景を味わえます。