ウィリスタワー(Willis Tower)は、アメリカのイリノイ州の巨大都市であるシカゴにあります。シカゴ市内で最大の高さがあるビルであり、全米ではニューヨークの「1 ワールドトレードセンター(One World Trade Center)」に次ぐ高さを誇ります。屋根の部分までの高さは442.3mあり、110階建てのビルです。アンテナの部分を含めると、527.3mもあり、世界有数の規模になっています。
歴史
ウィリスタワーは、1970年~1973年に建設されました。設計したのはアメリカ最大の建築設計事務所である「スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル」の「ファズラー・カーン」です。1973年~2009年には、「シアーズ・タワー」という名称でした。完成当初は世界一の高さを誇るビルであり、その後22年間世界一を守り続けていました。2009年7月からは、現在の名称であるウィリスタワーに改称されました。2013年に。ニューヨークに「1 ワールドトレードセンター」が完成したことで、全米で2番目の高さになりました。
見どころ
ウィリスタワーの103階には展望室「スカイデッキ・シカゴ(Skydeck Chicago)」があり、シカゴ市街を一望することができます。全面ガラス張りの展望台「ザ・レッジ(The Ledge)」という場所があり、足場もガラスでできているため、空中を歩いているかのような感覚を味わうことができます。夜も展望台は営業しているので、非常に煌びやかなシカゴの夜景を見ることができます。