シカゴ美術館の前身は、1866年ディアボーン通りに設立された美術学校、「シカゴ・アカデミー・オブ・デザイン」。1870年にウェスト・アダムズ通りに移転しますが、シカゴ大火により焼失。その後、1879年に「シカゴ・アカデミー・オブ・ファイン・アーツ」として再発足。この年がシカゴ美術館の設立年とされています。歴史を感じさせる本館の建物は、1893年のシカゴ万国博覧会の際に建てられたもの、その後も数度にわたり増築がおこなわれています。
シカゴ美術館の収蔵品は質、量ともに素晴らしく見るべき価値があるものばかりですが、数あるコレクションのなかでも、スーラ作「グランド・ジャット島の日曜日の午後午後」は門外不出、ここでしか見られないので必見。シャガールのステンドグラス、「America Windows」も人気です。地下にある世界各地の建築を何十部屋も再現したミニチュアも素晴らしく、見飽きません。またこの美術館では、作品を触られるほど近くで鑑賞することができます。写真や印刷物では感じることのできない、本物の存在感を堪能できるのです。
アプリがよくできており、予約も簡単です。
混んでいる場合もありますので、優先レーンがありがたいと思いました。
事前に購入する場合にはおすすめです。