ノーマン・ロックウェルは1894年にニューヨークで生まれ、1916年から1963年にかけて「サタデー・イブニング・ポスト」紙の表紙を飾った事により有名になり、その後も活躍を続けた、アメリカ大衆に人気の画家、イラストレーターです。多くの作品を手がけたロックウェルですが、1943年に自身のスタジオが火事となり、その際に多数の作品が失われてしまいました。そのため、彼の終焉の地に建てられたこの美術館の収蔵品は大変貴重です。
まるでロックウェルの絵のようなニュー・イングランドの美しい風景の中にあるこの美術館は、ニューヨークやボストンからであれば車で日帰りが可能な距離です。穏やかな丘の上に、白い美術館の建物が建っていて、その隣りには赤い壁のアトリエ(スタジオ)があります。ストックブリッジという町自体も、ノスタルジックな雰囲気に満ちた素敵な田舎町です。美術館めぐりとともに、町の散策も楽しめます。ノーマン・ロックウェルファンは、ボストンやニューヨークツアーのオプションとしてぜひ訪れたい、おすすめの観光スポットです。
郊外のツアーでしたが、都市部の観光では見られないアメリカのフリーウェイの景色やストックブリッジの街並みがとても印象的で、貴重な体験だったと思います。今までロックウェルの絵は印刷でしか見たことがなかったのですが原画は迫力満点。ストックブリッジ... 続きを読む
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