U.S.宇宙ロケットセンターは、アメリカの宇宙開発の歴史を楽しみながら学ぶことができる博物館です。アラバマ州ハンツビルにあるこの施設は、サターンVロケットを開発したマーシャル宇宙飛行センターに併設されており、目指す際には、敷地内に「立てて」展示されている巨大なサターンロケットが、大変良い目印になります。アクセスはツーリストループバスと呼ばれるバスや、タクシーかレンタカーによるものが一般的です。施設内には宇宙開発の資料展示はもちろん、IMAXシアターでの上映も楽しむことができ、シミュレーターなどの体験型施設もあります。
歴史
1961年から1972年にかけて実施された、アポロ計画に関わる展示が充実しています。超巨大なサターンV型ロケットや司令船、着陸船に加え、宇宙服や飛行士が身に着けていた「オメガ・スピードマスター」の実物、その他船内機器など、ここでしか見られない展示が多数です。屋外には、先述したサターンロケットの他、スペースシャトルや超高速偵察機SR71の実物もあり、見ごたえ抜群です。
見どころ
体験型の施設も充実しています。スペースシャトルの着陸シミュレーターや、アポロ司令船のシミュレーター、それにロケット発射時の加速Gが体験できるアトラクションなど、なかなかできない経験をすることができます。また超巨大スクリーンが売りのIMAXシアターでは、迫力のある航空宇宙関連の映画を、3Dシアターでは「ナショナルジオグラフィック」によるドキュメンタリー映画を、それぞれ楽しむことができます。