カタラモスク(Katara Mosque)は、カタールの首都ドーハに位置するカタラ文化村(Katara Cultural Village)内にある、美しいイスラム建築の一例です。このモスクは、伝統的なイスラム建築と現代的なデザインが融合した独特のスタイルで、多くの訪問者を魅了しています。
トルコの著名な建築家ザイネップ・ファディルオグル(Zeynep Fadıllıoğlu)によって設計され、モスクの設計において女性として初めてこの役割を担った建築家としても知られています。モスクの外観は、青と金のタイルで装飾されており、その美しいモザイク模様は訪れる人々の目を引きます。
注目すべきは、カタラモスクが「ブルーモスク」とも呼ばれることです。モスクの外壁や内部の装飾に使用されている青いタイルが、トルコのイスタンブールにある有名なスルタンアフメト・モスク(ブルーモスク)を彷彿とさせるためです。
またモスク内部も、豪華でありながら落ち着いた雰囲気を持っています。広々とした祈りの空間は、自然光が差し込む設計となっており、心地よい静寂が漂います。訪れる際には、モスクの礼拝時間やドレスコードに注意することが重要です。特に、女性は頭を覆うスカーフを持参することが推奨されています。