アラビア半島の8割を占める中東最大の国でありながら、
長きにわたり門を閉ざしてきたサウジアラビア。
イスラム教徒の巡礼など限られた外国人しか入国が認められず
「世界一入国が難しい」と噂された旅人憧れの地です。
そんな中東の秘境が2019年9月、待望の観光ビザ解禁を迎えました!
これまで神秘のヴェールに包まれてきた未知の国を、今こそ訪れてみませんか。
サウジアラビアへのアクセス
日本からサウジアラビアへは、アブダビやドバイ、ドーハなどを経由して最短14時間。
現在直行便の就航はありませんが、中東やアジアの主要都市を経由すれば
+αでもう1ヵ国観光できるのが魅力。
サウジアラビア国内外にネットワークを広げる国営航空会社「サウディア」、
2025年新規就航予定の「リヤド航空」の日本への直行便開設に期待です!
2030年までに年間1億人の旅行者を誘致する国家目標を掲げ、観光客はどんどん増えていますが、今ならまだ世界遺産や人気の観光地でも比較的空いていてスムーズに観光できます。
サウジアラビアはまさに「魅惑の宝石箱」。広大な砂漠、緑生い茂る世界最大のオアシスや、紺碧の海と鮮やかな珊瑚が美しい紅海、霧に覆われた高原、雪を冠する山地など、多様な風景が広がります。
3つの航空会社が主要都市間に国内線を就航。リヤドとジェッダを結ぶルートは世界7位の乗客数を誇ります。また高速鉄道と高速バスネットワークが全土に広がっています。
サウジアラビアは世界屈指の安全な国(Crime Index by Country 2023 Mid-Year で「安全な国」12位 ※日本は8位)。また外国人に宗教的思想や服装を強要することはありません。
古き良きアラビア文化を継承しつつ、世界最新鋭の技術やデザインを取り入れることで独自の文化を生み出すサウジアラビア。「心地良さ」と「ワクワク」の両方を兼ね備えています。
二千年の歴史に独特な宗教思想が根付いた豊かな文化。見るものすべてが新鮮で刺激的です。また政府が掲げる「ビジョン2030」により、近年更に驚きと発見に満ちた国に変貌しています。
アルウラ
かつて香料交易の中継地として栄えたオアシス都市「アルウラ」からはじまる感動の冒険物語。紀元前1世紀までさかのぼる都市遺跡を訪ねて古代に思いを馳せてみませんか。サウジアラビア初の世界遺産として登録されたマダイン・サーレハは観光のハイライトの一つです。
アルウラの砂漠はまさに自然が生み出したアートそのもの!日本では見られない360度の絶景、自然と現代建築が調和する不思議な空間が人々を誘います。究極の非日常体験を散りばめた洗練されたラグジュアリーをご体感ください。
サウジアラビアには日常的に民族衣装を身に着ける習慣があり、そんな人々が街ゆく景色もまた風情があるもの。男性は「トーブ(ソーブ)」、女性は「アバヤ」と呼ばれる服装がスタンダード。いずれもイスラムの戒律に従ったもので露出は少ないですが女性はデザインのバラエティーも豊富なので、現地のトレンドを取り入れたファッションに身を包んでみてはいかがでしょうか。
アブハー
標高2,200m地点に位置する高原都市。国内の大部分を砂漠が占めるサウジアラビアでは珍しく、緑豊かで真夏でも比較的過ごしやすいとされる人気の避暑地です。険しい地形と気候が生み出した固有の伝統文化は食、建築、生活様式に至るまで浸透し、今日まで変わることなく受け継がれています。
サウジアラビア最高峰であるソウダ山(標高3,015m)をはじめ、マングローブが生い茂る森、砂漠の丘陵地帯など多様性に富んだ自然が広がる国立公園。シカやオオヤマネコのほか、ヌビアアイベックスなどアラビア半島の固有種を含むおよそ300種以上の生き物が生息する楽園です。
古来より香料の貿易の経由地として栄えた、サウジアラビア。その影響から郷土料理はスパイスが使われたものが多く、風味豊かな味わいを感じさせるものばかり。唐辛子を使うようなスパイシーな食べ物はほとんどないので、辛い物が苦手な人でも安心して楽しむことができます。定番料理は「カブサ」と呼ばれるサウジ流の炊き込みご飯。スパイスやヨーグルトで味付けしたお肉や野菜をお米と一緒に炊き上げた食べ応えのある逸品です。
リヤド
近年急速な成長を遂げるサウジアラビアの首都。国家が掲げる「サウジ・ビジョン2030」のプロジェクトの一環で、新たなランドマークとなる巨大建造物「ムカーブ」や世界最大規模の都市公園の建設など、新たなスポットが続々と誕生する予定です。近郊には世界遺産の古都やダイナミックな絶景が広がる砂漠など、日帰りで楽しめる見どころが満載。
サウジアラビアでは空港に降り立った瞬間から、異国情緒溢れるムードに包まれます。すれ違う人々は中東ならではの民族衣装に身を包み、街の至るところにモスクが点在し、アザーン(礼拝時間を告げる呼び声)が響き渡る。リヤドはそんな中東らしさ溢れる素朴な魅力が最も感じられる場所です。
サウジアラビアでは「カフワ(Qahwah)」と呼ばれるコーヒーの一種が親しまれています。黄金色の正体は、カルダモン。インド式のミルクティーにも使われるポピュラーなスパイス。国土の広いこの国では地域ごとに焙煎の好みからスパイスの組み合わせ、配合まで異なるのだそう。甘さたっぷりのデーツとの相性抜群です。
ローカルな雰囲気を満喫するならスークは欠かせません。市場にはスパイスやはちみつから、生活雑貨、伝統工芸品に至るまで様々なものが集います。伝統衣装や香水といった中東ならではのお土産をお探しの人はもちろん、地元の生活を肌で体感したい人にもおすすめ。
ジェッダ
西部沿岸部に位置し、リヤドに次ぐ2番目の人口を誇る港湾都市。聖地メッカへの巡礼の玄関口として発展した歴史深い街で、リゾートの要素と趣のある世界遺産の旧市街が絶妙なバランスで混在するのが特徴です。観光はもちろん、お食事やショッピング、最新のエンターテイメントまで様々な見どころが集います。
国際的なムードが漂うハイセンスな街はおしゃれなカフェやレストラン、ブティックなど女性に嬉しい見どころが盛りだくさん!可愛い建物が立ち並ぶ旧市街を散策したり、雑貨・アクセサリーが揃うスークでショッピング、全長30kmにわたって延びるコーニッシュで気分をリフレッシュしたりなど楽しみ方は人それぞれ。紅海のビーチや山岳リゾートを訪れる拠点としても便利なロケーションです。
砂漠やイスラム建築のイメージが強いサウジアラビアですが、実は紅海は世界のダイバーが憧れるダイビングスポット。ジェッダをはじめ紅海沿岸は人気のビーチリゾートにもなっています。場所により水着や服装の規定が変わるので注意が必要ですが、プライベートビーチでは女性のビキニが許容されているところも。詳しくはこちらもチェック。
預言者ムハンマド生誕の地で、イスラム教において最も重要とされる聖地。
残念ながら非ムスリムは立ち入ることができませんが、イスラム教を信仰する者は少なくとも一生に一度はメッカへ巡礼するよう義務付けられています。
メッカ巡礼の玄関口として親しまれるジェッダからは、ハラマイン高速鉄道を利用して最短34分!大巡礼(ハッジ)の時期には毎年200~300万人もの人々が訪れます。
© visitredsea
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西側の紅海沿岸地域では「レッド・シー・プロジェクト(The Red Sea Project)」と称される大型プロジェクトが進行中!大小90以上の島々が点在するカラフルなサンゴ礁や熱帯魚をはじめとする自然豊かなエリアには22の島々と6つの内陸部から成る新たなリゾート地が誕生予定。
メディナ
メッカと共にイスラム教の二大聖地として親しまれる宗教都市。アラビア語で「預言者の町」を意味し、その名の通り預言者ムハンマドがメッカより住み弔われた場所とされています。高速鉄道を利用すればジェッダから2時間以内でアクセスできるので、日帰り観光におすすめです。
サウジアラビアを訪れるなら、預言者のモスクは見逃せません。ここはメッカの聖モスクに次いで宗教および歴史的に重要とされる場所で、ムハンマドの霊廟としてもお馴染みです。ムハンマドが622年に住居を構えていた場所に位置し、ハッジ(大巡礼)の時期を中心に毎年多くの人が訪れます。非ムスリムの観光客は基本的に入場できませんが、壮麗な外観は一見の価値ありです。
サウジアラビア人はプライバシーを重んじる国民性で、特に女性は写真を撮られることを好まない傾向にあります。路上で現地の人物を被写体とする写真撮影はトラブルを招く可能性があるため注意が必要です。なんとなく景色を撮影しているつもりでも、女性を撮影したと誤解される行動はなるべく控えるようにしてください。万が一、写真に人が写る場合は念のため事前に聞いてみるのが理想です。その他、軍事施設はもちろん、警察署などの省庁や空港など国家インフラ施設の撮影は禁じられているのでご注意ください。
宿泊付きツアー
「自由に旅行をしたいけど、あれもこれも自分で手配するのは面倒」といったニースに応え、ホテル宿泊+移動+観光がセットになったお得な周遊ツアーが登場!自由度はありながらも、サウジアラビアを個人旅行するのに必要なものが揃っていて、"いいとこ取り"なプランです。
ゲートウェイとなるリヤドとジェッダは、日本でいうところの東京と大阪。雰囲気も人の印象も大きく異なるため、是非とも両方の都市に訪れたいものです。またサウジアラビアはアラビア半島の8割を占める広い国だけに、都市により風土が異なります。味わい深い地方へ足を延ばしてみましょう!
イスラム教を国教とするサウジアラビアでは飲酒が固く禁じられています。
レストランやバーではビールやカクテルの提供が行われていますが、すべてノンアルコールで、日本からお酒を持ち込むのも禁止となっています。サウジアラビアを訪れる際は、アルコール・デトックスして心とカラダをリセットしてみませんか。現地のカクテルは工夫が施されたものが多く、見た目も華やかなので色々と試したくなってしまうこと間違いなし!おすすめはレモンミント、中東の夏に欠かせないフレッシュな味わいがクセになります。
© NEOM
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サウジアラビア北西部で建設中の未来都市 NEOM(ネオム)。これは政府が掲げる 「ビジョン2030」のひとつに数えられるプロジェクトで、21世紀最大の都市開発といっても過言ではありません。
テクノロジーとイノベーションにより人類の進歩を加速させる、 SF映画のような世界が近い将来完成を迎えます。
High Speed Rail
サウジアラビア高速鉄道
© VELTRA Staff
世界中の鉄道ファンが注目するサウジアラビアの高速鉄道。西側(HHR)のメッカ~ジェッダ~メディナの二大聖地を結ぶルートは最高時速300kmで、スペインの高速列車「AVE」の車両と技術を採用しています。世界最速の時速180km~200kmのディーゼル車両が運航中の東側(SAR)はリヤドからダンマームなど東海岸(イーストライン)や北部(ノースライン)へネットワークを拡大中です。アラビアのデザインを取り入れた鉄道駅は、とにかく美しいの一言。鉄道に乗らずとも、建築物として見学する価値があります。
© VELTRA Staff
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サウジアラビアの鉄道はビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス。座席配置はビジネスクラスが通路を挟んで1-2、エコノミークラスが2-2。日本ではほぼ廃止になった食堂車が連結されています。ビジネスクラスとエコノミークラスは価格差以上にサービスの差があります。ビジネスクラスは出発駅で豪華なビジネスクラスラウンジ(食事と飲み物を提供)が利用できるほか、車内でも機内食のような食事の提供があります。価格差を考えると、ビジネスクラスの方がお得かも?!
現地最新レポート
写真提供:サウジアラビア政府観光局
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