【2022年8月】
サイパン現地最新情報
リフレッシュのマリアナ旅へ
Talk#36. Marianas (Saipan)

10年ぶりに訪れたサイパンの南国独特のゆったりと流れる時間、マリアナブルーの海は何も変わっていませんでした。
2年半ぶりの直行便復活でぐっと近くなったサイパンの今の様子をご紹介します!


◆ VELTRA SD: ベルトラ株式会社 海外事業部所属、ビーチリゾート担当。
トレッキングやダイビングなど、自然を体感するアクティビティが趣味。

成田空港で感じた活気
いざ南国サイパンへ

出発日は夏休みの旅行シーズン終盤の8月下旬、利用した成田~グアム間のフライトはなんとほぼ満席!ガイドブックを片手に楽しそうに語り合う旅行者たちを見て、コロナ禍で遠くなっていた海外旅行が身近に戻ってきたこと感じ、嬉しくなりました。

経由地のグアムでは空港職員さんの少しカタコトな日本語で丁寧に乗り継ぎ方法を教えて貰い、いざ目的の地サイパンへ。グアム発のフライトからは北マリアナ諸島の島と青い海を眺めることができ、気持ちが盛り上がります。

2022年9月からはユナイテッド航空の成田発サイパン行きの直行便がついに復活!直行便ならフライト時間はたったの3時間半、日本からの距離がぐっと近くなりました。関東以外からサイパンへ向かう場合は、グアム経由での乗り継ぎがおすすめです。

機内から島が見えてきて、ワクワクが高まります。

常夏の太陽と笑顔のスタッフさんがお出迎え

コンパクトなサイパン空港は、手荷物の受け取りもスムーズ。大きな空港だと到着後、外に出るにも一苦労。サイパンの空港はそのストレスがないので子連れ旅行の方にもおすすめです。

満面の笑顔で”Hafa Adai!(こんにちは!)”と話しかけてくれるスタッフさんと頭のてっぺんから降り注ぐ南国特有の日差しがお出迎え、気持ちが高まります。

日本との時差は1時間だけなので時差ボケの心配もなく、到着初日はそのまま島内観光地へ。海外旅行が始まったワクワクを感じながらヤシの木が並ぶ道を眺め、北部の目的地に向かいます。

島内にあるSaipanの看板。記念撮影にぴったりです。

まず初めに訪れたのは、北部の絶景ポイント「バードアイランド」。そこには以前と変わらない自然がありました。

たくさんの野鳥が生息する小さな無人島をサイパン島側から眺めるのですが、何より見晴らしの良さが自慢です。展望台も整備されているので安心。

今回は数羽が飛び交う程度でしたが、ガイドさんによると、特に夕方は巣に戻る野鳥たちの数に圧倒されるとのこと。次回はぜひ、その時間帯の様子も見てみたいです。

展望台からの眺めは「南国にきた!」と気持ちが上がります。

太平洋戦争を偲ぶ場所
バンザイクリフ

戦後生まれが人口の8割を超え、日本人の多くが戦争を知らない世代となっていますが、サイパン・マニャガハ・テニアンなどの北マリアナ諸島には戦跡も多く残されていて、当時の様子をうかがい知ることができます。

サイパン島の最北端に位置する「バンザイクリフ」もその一つ。太平洋戦争終盤には多くの日本人がこの場所で命を落としました。周辺にはたくさんの慰霊碑が建っており、悲劇のうちに亡くなった人々を今も悼んでいます。

スキューバダイビングやリゾートゴルフはもちろんサイパンの魅力ですが、歴史を知ることのできる生の戦跡がある地でもあることをぜひ知っておいていただきたいです。

左:バンザイクリフ至近にある慰霊碑。日本、米国、マリアナの旗が印象的です。
右:透明度の高いマリアナの海とバンザイクリフ。

芸能人も訪れる憧れのリゾートホテル
AQUA RESORT CLUB

一通りの島内観光を終えたらホテルへ。今回はサイパン北部にあるAQUA RESORT CLUBに宿泊しました。世界的K-POPスターのBTSがMV撮影地として滞在した他、日本の芸能人もお忍びで訪れていると言われるホテルです。

決して大きなホテルではないですが、ヴィラタイプで上質な雰囲気が漂っていて、目の前にプライベートビーチがあることも特徴の一つ。少し大人な雰囲気でゆっくりしたサイパンステイを楽しみたい方にはおすすめです。

チェックイン後、お部屋から海を眺めてゆったり。コーヒーを片手に優雅な時間を過ごす、というのもいいですね。

左:お部屋からの眺め。すぐ目の前に南国の景色が広がります。
右:可愛らしいヴィラタイプのお部屋が並びます。

世界でここだけの”青”に感動!
白砂とサンゴ礁に抱かれるマニャガハ島

滞在翌日に向かったのはマニャガハ島。みなさんにもぜひ訪れていただきたい場所です。

サイパン島の湾内、サンゴ礁の保護区の中に浮かんでいる無人島で、とにかく海の青さ、美しいビーチにはため息が出るほど感動します。島内では海水浴の他、シュノーケルやジェットスキーなどのアクティビティも可能。アクティブ派もゆったり派も大満足できる場所です。日差しが強いので日焼け止めはお忘れなく。

早朝に少しぐずついたお天気でもしばらく海を眺めているうちに雲が晴れ、サイパンらしいビーチ滞在が楽しめます。朝起きてお天気が悪くてもがっかりせず、ゆっくりと島時間を楽しみながらお天気の回復を待ちましょう!

左:マニャガハ島内からの景色。時間がたつのを忘れてしまうようです。
           右:マニャガハ島の桟橋から。

陸のアクティビティも必見

海のイメージが強いサイパンですが、陸のアクティビティも充実しています。今回は未整備の泥道を走るオフロードバギーと東部ビーチでの乗馬を体験してきました。

実は陸より海派なのですが、その満足度は想像のはるか上!特にバギー体験は泥水のしぶきを体に浴びながら、常に笑顔が止まりませんでした。かっこいいバギーを自分で運転できること、ウミガメも集まるビーチを目的地に道中の景色を楽しめることも魅力。同乗者は4歳から可能なので、オフロードを親子で楽しむこともできます。

乗馬体験はコロナ禍中にサイパンで新しくスタートした最新アクティビティの一つ。優しい馬に乗ってサイパンのビーチを歩き回ることができます。馬の背中から見る爽快な景色はやはり一味違い、貴重な体験をすることができました。

左:現地では最近の話題?ビーチ乗馬体験
右:コロナ以前から人気の高いオフロードバギー

実はゴルファーにも人気のサイパン。絶景海越えホールを持つゴルフ場が島内に3つあり、いずれも有名プレイヤーが設計した一流コースです。混雑も少ないためご自身のペースでプレーが可能な他、オシャレなクラブハウスでは海を眺めながらの休憩タイムも可能。ゴルフ好きの方は一度試してみてはいかがでしょうか?

現在、マリアナ政府観光局では2ラウンドプレー無料キャンペーンを12月20日まで実施中。ゴルファーの方もオトクにサイパン旅を計画できますよ!

コースからの眺めも最高!

気になるお食事事情
絶景レストランから地元ご飯まで

旅行で気になるのは現地のお食事事情。しっかり現地調査をしてきました!

今回おすすめしたいのは南部ススペ地区にある「SurfClub」。オン・ザ・ビーチのレストランで、燃え上がるような夕焼けを眺めながらBBQディナーを楽しむことができます。お食事のボリューム、味ももちろん最高ですが、とにかく南国らしいビーチの景色が見どころです。

サンセットを眺めながらBBQ!

地元で人気のローカルフードを楽しむのも旅行の醍醐味のひとつ。ランチタイムやカジュアルなディナーにもぴったりです。

そんなときにおすすめなのが「Ina’s Kitchen」。ガラパン地区からキャピトルヒルへ向かう道を少し登ったところにあり、ツアーの合間やレンタカーで訪問できます。比較的お手頃な価格でサイパン風のロコモコやハンバーガーセットを楽しめ、ローカルの方々で賑わっていることも印象的でした。ガッツリ系を食べたい男性陣にもぴったりです。

Ina's Kitchen ボリューム満点のロコモコ弁当

アンケートキャンペーン実施中!
常夏楽園サイパンにリフレッシュ旅行♪

日常から少し離れて、リフレッシュしたいな、というときに、3時間半で没日常できるサイパンはおすすめの旅行先です。

今回はほんの少しだけのご紹介でしたが、実際にはまだまだ書ききれないほどの素敵な体験が待っています。

今ならアンケートに答えてサイパン旅行が当たるチャンスです!ぜひ応募してみてくださいね♪

◆サイパン行き航空券が当たる!アンケートキャンペーン◆
応募期間:2022年10月8日(土) ~ 2022年11月8日(火)


記事に関連する
サイパンのツアー:

サイパン旅行に
・泥道をかける爽快体験・オフロードバギーアドベンチャー
>>>詳細はこちら

・政府公認ガイドと行くサイパン島内観光ツアー
>>>詳細はこちら

・その他のサイパンのアクティビティ・ツアー一覧
>>>詳細はこちら


# バックナンバー

◆#35. Kushiro Shitsugen:
ここにしかない出逢い
◆#34. Mexico:
刺激と発見と感動のある旅へ
◆#33. USA, Orlando:
初夏のアメリカを一足先に体験!
◆#32. Australia, Sydney:
「暮らすような旅」をシドニーで
◆#31. UAE, Dubai:
今こそ行きたい魅惑のドバイ
◆#30. Kenya:
プライスレスな子連れケニア旅
◆#29. America:
後世につなげたいアメリカの国立公園
◆#28. HoChiMinh, Vietnam:
変化し続ける街 ホーチミンの魅力
◆#27. Oahu, Hawaii:
ハワイはいつでも待っている
◆#26. Cambodia:
神秘の世界遺産 アンコールワット
◆#25. Egypt:
悠久の大河をゆくナイル川クルーズ
◆#24. Muikamachi:
まだ知らない雪国 南魚沼・六日町へ
◆#23. Masuda:
静謐で不思議な「益田」を旅する
◆#22. Amanohashidate:
もうひとつの京都、天橋立へ
◆#21. Sydney:
How’s it going, Mate?真夏のシドニーから
◆#20. Fukushima:
100年先まで 福島から日本全国へ
◆#19. Hawaii と宮崎:
星の航海術 WayFinding
◆#18. South Africa:
冒険者たちの楽園 南アフリカ
◆#17. Laos:
ラオス、亡き父へのオマージュ
◆#16. Ise:
「ありがとう」を伝えに行くお伊勢参り
◆#15. Wine:
はじまりの、ワイン。
◆#14. Kesennuma:
気仙沼で「サメ」と生きていく。
◆#13. Asia:
アジアのグルメは、なぜ、おいしい?
◆#12. Hawaii:
火の女神ペレが住まう島
◆#11. France:
ブルゴーニュ。そしてボルドーへ。
◆#10. France:
パリから「シャンパン」へ シャンパーニュ編
◆#9. Hakone:
"ウェルネスツーリズム”ってなんだ?
◆#8. Yakushima:
屋久島「だから」したいこと。
◆#7. Shiretoko:
いつか子どもに見せたい 知床
◆#6. Okinawa:
落ち着いたら!おいでよ、沖縄。
◆#5. Spain:
旅とオリーブにまつわる話。
◆#4. Taiwan:
母と娘と、台湾と。
◆#3. Australia, Perth:
ユーカリの風が吹く街
◆#2. Hawaii:
ハワイの人は、なぜか、やさしい。
◆#1. Finland:
身も心も「ととのう」サウナと幸せの国

VELTRA

© 2022 VELTRA Corporation All Rights Reserved.