エル・チャルテンは南パタゴニアのアンデスの中心に位置し、フィッツロイ山麓に広がる、アルゼンチンのトレッキング・キャピタルとも呼ばれる街です。登山、ハイキング、キャンピングなど多様なアウトドアアクティビティーが可能です。エル・チャルテン国立公園管理局は、エル・チャルテンへの入り口となっており、トッレキングルート地図を入手したり、トレッキングに関するアドバイスを得ることができます。周辺の自然に関する展示や資料もあり、トレッキングの下準備のために欠かせない場所です。
歴史
氷河国立公園(Parque Nacional Los Glaciares)の入り口でもあるエル・チャルテンは、アルゼンチンの最も新しい街で1985年に設立されました。当初は、ほとんど建物もなく、人の気配も少ない街でしたが、1991年にはわずか41人だった人口は、2010年には1500人以上にまでなりました。チャルテンとは、先住民族の言語で「煙の山」(フィッツロイ山)という意味です。エル・カラファテからは約220kmで、良い道路でつながっています。冬は、この道路も閉鎖されることもありますが、この孤立が、このエリアの特徴でもあります。
見どころ
エル・チャルテンには、壮大な自然を見たい人、その自然を楽しみたいハイカーやアウトドア愛好家、その自然に挑戦したい登山家など、特に夏、多くの人々が訪れます。この地域は、かなりの遠隔地域、山岳地域であるため、電話やインターネットに頼ることはできません。(もちろん、逆に、これこそが魅力でもあります。)そのため、事前にきちんとした情報を入手、理解することがとても大切です。国立公園であるため、自然を守るためのルールもあります。エル・チャルテン国立公園管理局で、これらの重要な情報を得、準備を整えて、壮大で感動的な自然を楽しみたいです。