ロカ湖はウシュアイアからおよそ12kmの位置にあり、ティエラデルフエゴ国立公園内にあります。アルゼンチンとチリにまたがっている湖です。アンデス山脈系のグアナコ山脈とピラミデス山脈に囲まれ、エメラルドグリーンの水をたたえた美しい湖です。釣り人に人気のあるスポットである一方、湖の周りにはいくつかのトレイルがあり、また、周辺の山々へ登るトレイルも伸びています。湖、森林、山々の美しい景色と自然満喫することができます。
歴史
ロカ湖の名前は、前アルゼンチン大統領フリオ・アルへンティーノ・ロカにちなんで付けれましたが、この名前は3つある湖の名前のうち、最も知名度のある名前です。湖の最西端のチリとの国境の辺りでは、元チリ大統領フェデリコ・エラスリス・エチャウレンにちなんで、エラスリス湖と呼ばれています。もう一つの名前は、ロカ湖・エラスリス湖と名付けられる以前に、先住民ヤーガン族が付けていた名前で、アシガミ湖(LagoAcigami)と言います。
見どころ
整備された幾つかの遊歩道が湖沿いにあり、大自然の中、美しい風景を眺めながら、のんびりと散策することができます。美しいエメラルドグリーンの湖水と遠くに見える雪をたたえた山の風景は、生涯、決して忘れることのない風景となるでしょう。【セロ・グアナコ(Cerro Guanaco)トレイル】は、山頂への急な坂道を上がるトレイルで、ある程度経験のあるハイカーでなければお勧めできませんが、頂上からは、ロカ湖、ビーグル水道、そして、チリへの国境地域を見渡す絶景を望むことができます。