南フエゴ鉄道は、1909年に開業した鉄道ですが、囚人の移動や燃料としての木材運搬などのために使われていました。鉄道も囚人達により建設されました。1949年に大地震で線路が破損し、1952年に鉄道は廃止されましたが、1994年に観光鉄道として営業が再開されました。「世界の果て駅」「マカレナの滝駅」「国立公園駅」をつなぐ8kmの路線です。鉄道が囚人搬送などに使われていた当時には、「マカレナ滝」は、蒸気機関車の給水に利用されていました。
鮮やかな色に塗られた蒸気機関車【世界の果て列車】の旅そのもの、車窓からの景色、この鉄道の持つ歴史が一体となって素晴らしい体験を与えてくれます。深い緑、高い山々、湖、川といつまでも見ていたい景色が続きます。【マカレナ滝】は、とりわけ囚人の鉄道時代には、給水地という重要な役割を果たした大切な滝で、列車での作業は一部の行いの良い囚人のみに与えられた仕事でした。途中、車窓からは伐採された木の切り株ばかりが広がる草原を目にします。そこは【木の墓地】とも呼ばれる場所で、囚人達が暖を取るため・機関車用の燃料として伐採した木々の跡です。
子供3歳男児と妻の三人で利用しました。
囚人服を着た人のパフォーマンスなどもありとても楽しめました。
軽食を買ったりする場所は無く、歩いたりもするのでおやつを用意していくと良いと思います。
公園は広く自力ではなかなか観光が難しいので、ツアーを利用するとひと通り見ることができます。天気もよく大自然を満喫できました。