日本百名山の1つに数えられる「宮之浦岳(みやのうらだけ)」は、屋久島中央部に位置する雄大な山です。標高1,936mを誇るその高さは、九州地方の最高峰です。周囲の山々を見下ろす頂上からの眺めは素晴らしく、淀川登山口から頂上までの登山道でも壮大な湿原風景の花之江河や巨大な石が転がる投石平など美しい風景が広がり、毎年多くの登山客を魅了しています。テント泊または新高塚小屋泊でじっくり縦走を満喫できる宿泊ツアーや日帰りツアー、縄文杉や白谷雲水峡にも行けるツアーなど、滞在予定に合わせて選べます。シーズンによって出迎えてくれる植物の風景が異なるのも楽しみの一つです。冬の山頂付近では雪が2mも積もったり、春季(3月、4月)と秋季(10月、11月)は朝晩で気温の差が激しいので、登山時期によって服装や体調管理には気をつけてくださいね。一人参加ももちろんウェルカムな登山ツアー。「ガイドなしでもいけるかな?」と思う方もいるかもしれませんが、屋久島の大自然を安全・安心でとことん満喫するなら、屋久島を知り尽くしたガイド付きツアーは参加必須です。