江戸時代の嘉永6(1853)年に開園した「花屋敷」は文字通り菊や牡丹を愛でる植物園で、主に上流階級の遊び場であったため、現在につながるような商店街はありませんでした。明治期になって浅草寺一帯が「浅草公園地」として整備されはじめると、次第に動物展示や遊具が増えてきて庶民に親しまれるようになりました。大正期には日本有数の動物園として知られるようになり、大正7(1918)年には露店営業が正式に許可され、多くの人々が往来する通りが形成されました。
江戸情緒と遊園地のミスマッチを楽しむ撮影スポットは「花やしき」のシンボルである「Beeタワー」のすぐ横です。通りの屋根越しに見上げると、動きの激しい遊具「ディスク・オー」と一緒に撮影することができます。遊園地の屋外ショーが行われる大江戸ステージは通りに面しているので、時間が合えば入園しなくても見学することができます。「花やしき通り写真館」に行けば忍者になりきったポスターを作ることもでき、「花やしき流マルハナ忍者体験道場」の忍者体験には英語コースも用意されています。
愛犬(約10kg)と一緒に人力車へ乗れるということで、日曜日に30分のコースでお願いしました。
写真も撮ってもらえるし、犬がいると人が多くて行きにくいところでも、のんびり人力車の上から観光できるのでワンちゃんとのお出かけしたい方におすすめ... 続きを読む