【歩こう！大阪】大阪ウォーキングツアー 日本最古の寺院「四天王寺」と超近代エリア「あべのハルカス」を巡る歴史歩き＜約3時間／午前／南海なんば駅発＞

「極楽門」とも呼ばれ、極楽浄土へ向かう入口と見なされてきました。また、四天王寺の西門は「日想観（じっそうかん）」の聖地であったそうです。日本最古の石造大鳥居の一つとして重要文化財に指定されています。

重要文化財である六時礼讃堂は境内の中央に位置し、薬師如来や四天王等が祀られています。お堂の前には日本三大石舞台があり、毎年4月22日には雅楽が終日奉納されます。石舞台横の池にはたくさんの亀がのんびり甲羅干ししていて、のどかな雰囲気が漂っています。

自然の湧水を利用した小川と池。たくさんの木々や草花で潤いに満ち溢れた、池泉回遊式庭園です。お茶室では釣鐘の形をした饅頭と一緒に抹茶を楽しむことも出来ます。

天王寺公園エントランスエリア「てんしば」は、2016年にグッドデザイン金賞を受賞した洗練された広場です。公園内にある慶沢園は純日本庭園。隣接する大阪市立美術館とともに住友家から大阪市に寄贈されました。天王寺動物園は日本で三番目に開園した老舗動物園です。

名前の「ハルカス」は古語の「晴るかす」に由来してると言われ、市内のすべてを見晴るかしている際立った存在です。ビル内ではショッピングや食事はもちろん、高層階のカフェでは地上300mから大阪市内のパノラマビューが楽しめます。