沖縄県宮古島市の南西部に位置する「来間大橋(くりまおおはし)」は、宮古島と来間島とを結ぶ全長1,690mの農道橋で1995年3月に開通しました。農道橋としては日本最大級の長さです。農業橋とはいえ、エメラルドグリーンのサンゴ礁の海に一直線に伸びる姿が美しい白い橋で、大型船が航行するため橋の中央部が盛り上がっているユニークな形をしています。また、来間島の緑豊かな風景や、宮古島側に広がる、与那覇前浜の白砂ビーチを見渡すことができ、ドライブのスポットとしても人気があります。
歴史
1988年7月に着工し、1995年3月13日に開通した農道橋です。現在は宮古島市道来間大橋線の一部となっていますが、もともとは農道として整備された橋で、農道橋として日本最長です。2005年に古宇利大橋に抜かれるまでは、1992年2月開通の池間大橋を抜いて沖縄県内最長の橋でした。現在でも、宮古諸島最長の橋です。また、この橋は、全日本トライアスロン宮古島大会のバイクコースの一部となっています。
見どころ
橋からは、エメラルドグリーンの海や、宮古島側に広がる与那覇前浜の白砂のビーチを見渡すことができます。運がよければウミガメの影をみることもできますし、橋の真ん中付近にはシーサーがいます。滑走路のようなまっすぐな橋で、走っている時だけでなく来間島からの来間大橋の眺めには心奪われるものがあり、どこから写真を撮っても絵葉書のような美しさをみることができます。