黒島灯台は、黒島の最南端に位置し、美しい海岸線や岩場から、島の人からは「東洋のガラパゴス」と称されている場所にあります。黒島港のちょうど反対側に位置するため、黒島港からは自転車で約25分かかります。東筋集落から自転車で約12分、仲本海岸からは自転車で約9分の場所にあります。それほど大きな灯台ではなく、中に立ち入ることもできませんが、周りは開けており、すぐ先には外洋が広がり、黒島のまた違った一面を見ることができる場所です。
歴史
黒島灯台は、白塔形の塗色構造で、昭和47年6月に明かりが灯された灯台です。塔高が11メートル、灯高が18メートル、光達距離は8海里です。近年ではハートの形をした島の、ちょうど尖った先端部分にあたることから恋愛成就のランドマークとしても紹介されています。岬からはエメラルドグリーンのリーフ(珊瑚礁)が一面に広がっており、穏やかな波に心を癒されます。
見どころ
黒島灯台へ続く道には集落もなく、海岸線と牧草地が広がっており非常にのどかな雰囲気を醸し出しています。黒島港の反対側、島の最南端に位置し、灯台への道すがら、地平線まで、どこまでも続く太平洋に心を癒されます。灯台のすぐ先が岬になっており、ごつごつとした岩場が続いており、その先からは美しいエメラルドグリーンのリーフ(珊瑚礁)を見渡すことができます。岩場から砂浜までの高さはそれほどないですが、絶景を見るには十分な高さです。また、夕陽を美しく見るポイントとしても、とても素晴らしい所です。