岡寺の歴史はかなり古く、東大寺要録などによると天武天皇の皇子である草壁皇子の住んだ岡宮跡に義淵僧正が創建したとされています。史料上に初めて岡寺が登場するのは、天平12年の正倉院文書とされています。現在は明日香村の東部にある岡寺ですが、寺の西側に隣接している治田神社の境内から奈良時代前期の古瓦などが発掘されていますので、創建された当時はこの治田神社の位置に岡寺が建っていたと推定されているのです。岡寺跡は平成17年に国の史跡に指定されています。
岡寺には日本の歴史上、非常に重要な価値を持った文化財が多く存在しています。現在は奈良国立博物館に寄託されている木心乾漆義淵僧正坐像は国宝に指定されていますし、仁王門や書院などは重要文化財に指定されているのです。塑造如意輪観音坐像は日本最大級の塑像として知られており、こちらも重要文化財に指定されています。このように非常に貴重な建造物や仏像を見学することができる寺院ですので、歴史好きであれば一度は訪れておきたい寺院です。
一人ではなかなか巡りにくいのでバスを利用しました。手際よくテンポよくグイグイ回ってくれます(笑)お寺で和尚さんの話も聞け、御朱印も良いタイミングでもらえ、ランチもバッチリ。バスガイドさんのお話も面白く、勉強になるし、大満足でした。
宮司直接の説明や各寺での見学時間配分も良く、充実したバスツアーでした。また古寺巡礼ツアーが有れば参加したいと思います。
飛鳥散策の為、観光タクシーを初めて予約。案内や観光説明など初めての観光を楽しく過ごさせていただきました。次の斑鳩散策も丸山運転手で安心しました♪