高松塚古墳の発掘調査が開始されたのは、1972年のことでした。1970年の10月ごろに、地元の住民が生姜を貯蔵するために穴を掘ったところ、そこから古い切石が見つかったことがきっかけとなったのです。地元住民たちの働きかけによって明日香村が資金提供し、奈良県立橿原考古学研究所が発掘調査を行いました。この調査によって石室が検出され、鮮やかな彩の壁画が発見されました。古墳はその後、特別史跡に指定され、壁画は国宝に指定されたのです。
高松塚古墳といえば、やはり有名な壁画でしょう。国宝にも指定されている貴重な壁画で、1000年以上も昔のものとは思えない作品です。壁画の題材となっているのは主に人物、太陽、月、青竜、白虎、玄武、星座などです。しかし青竜、白虎、玄武が描かれているのに、同じく四神である朱雀が描かれていません。四神とは東西南北を守護する神獣ですので、南を守護する朱雀のみが描かれていないのは不自然ですよね。じつは高松塚古墳は、鎌倉時代に盗掘されており、このとき失われてしまった可能性が高いのです。
京都二日間▶︎奈良三日目です。明日帰ります。
どんどん歴史が深くなってきました(笑)
昨日の斑鳩の里•西の京に続き更に飛鳥時代へ
石舞台古墳では小中学生の遠足と遭遇、広場でのランチタイムが楽しそうでした。
飛鳥散策の為、観光タクシーを初めて予約。案内や観光説明など初めての観光を楽しく過ごさせていただきました。次の斑鳩散策も丸山運転手で安心しました♪