飛鳥寺は蘇我氏の氏寺ですので、その歴史は非常に古く、6世紀から7世紀初頭にかけての時代にまで遡ります。日本最古の本格的仏教寺院の一つに数えられているだけのことはありますね。日本書紀などによると、西暦587年、蘇我馬子が法興寺(飛鳥寺)の建立を発願したとされています。蘇我馬子といえば、蘇我氏の全盛時代を築いた人物として有名ですよね。廃仏派であった物部守屋と対立しており、守屋との闘いの勝利を記念し飛鳥の地に寺院を創建することを決定したとされています。
飛鳥寺といえば、やはり本尊の飛鳥大仏が有名です。1940年には重要文化財にも指定されています。日本書紀などに登場する鞍作鳥による作品ですが、損傷が激しいため、現在はどの部分がオリジナルで、どの部分が後世の補修によるものなのかがはっきりわかっていません。完成したのは606年、もしくは609年といわれているのですが、609年説が有力視されています。ちなみに仏像が安置されている石造りの台座については創建時から動いていないことが明らかとなっています。
京都二日間▶︎奈良三日目です。明日帰ります。
どんどん歴史が深くなってきました(笑)
昨日の斑鳩の里•西の京に続き更に飛鳥時代へ
石舞台古墳では小中学生の遠足と遭遇、広場でのランチタイムが楽しそうでした。
飛鳥散策の為、観光タクシーを初めて予約。案内や観光説明など初めての観光を楽しく過ごさせていただきました。次の斑鳩散策も丸山運転手で安心しました♪