相輪の柱の最下部には薬師寺の創建と本尊建立の趣旨が漢文でかかれています。塔の建築年代については飛鳥の本薬師寺から移築されたという説と平城京で建てられたという説がありましたが、天平2年(730年)に平城京で建てられたという説が一般的になっています。
平成10年(1998年)世界遺産に登録された薬師寺は見どころ満載です。中でも再建された西塔と国宝である東塔は必見です。東塔の屋根の重なりは旋律をかなでるような美しさから「凍れる音楽」と表現されるほどです。上層部の相輪には火災に合わないようにとの願いをこめた水煙が祀られており、透かし彫りされた24人の笛を吹く飛天が舞う姿は大空に仏をたたえていて、1300年の悠久の歴史を感じさせます。ライトアップされるとさらに荘厳な光景を楽しむことができます。現在平成21年より続く解体修理にはいっており、塔の全体が覆屋で覆われているため姿をみることはできませんが、特別写経の行事は行われています。
猛暑の中、バスガイドさんの丁寧な説明が良かった、修学旅行の学生さんも皆無ですいており、暑さに強い人にはおすすめです
とても暑い日でしたが、見学時間もちょうど良い配分で、効率よく回れて、今まで存じ上げなかった慈光院で木々の涼しさに癒されながら住職のお話を伺ってお抹茶をいただいたり大変満足でした。
20余年ぶりの法隆寺、薬師寺、唐招提寺でした。修学旅行シ-ズンでしたが時間帯が良かったのかいずれもゆったりと見学する事ができ大満足でした。