薬師寺は西暦680年に天武天皇によって発願され、文武天皇の時代に完成が成されました。元々は飛鳥にあった薬師寺ですが西暦710年の平城遷都で現在地に移設されました。天武天皇の薬師寺建立の発願は持統天皇の病気祈祷の為だったと言われています。西暦973年の火災と、西暦1528年の兵火によって、薬師寺は数多くの建築物を失いました。奈良時代の建物として現存しているのは東塔のみです。西暦1998年にユネスコ世界遺産へ文化財登録されました。
薬師寺の境内には僧侶が多く居ます。参拝者は僧侶の説法を聞くことが慣例となっています。修学旅行生が説法を聞いている姿が境内のあちこちで見る事が出来ます。毎月8日の薬師縁日では写経会と管主法話が行われています。写経会は鉛筆でも参加できる事で人気があります。文化財として有名なのが薬師三尊像です。金堂に安置されている薬師寺の本尊にあたります。薬師如来、日光菩薩、月光菩薩が並んでいる姿は日本仏像彫刻の中でも最高傑作と言われています。
とても暑い日でしたが、見学時間もちょうど良い配分で、効率よく回れて、今まで存じ上げなかった慈光院で木々の涼しさに癒されながら住職のお話を伺ってお抹茶をいただいたり大変満足でした。
20余年ぶりの法隆寺、薬師寺、唐招提寺でした。修学旅行シ-ズンでしたが時間帯が良かったのかいずれもゆったりと見学する事ができ大満足でした。
丸一日使っての観光でした。さすがに疲れましたが個人ではこれだけまわることは出来ないので観光バスはありがたいですね。特にお茶タイムでお抹茶とお菓子をいただいたのが良かったですね。観光バスはタイパもコスパもとても良いと改めて感じました。