長崎は古くから世界との交流都市として栄えてきた、日本と世界とのつながりを深く体感できるスポット・エリアが点在しています。鎖国時代に唯一開かれた港町・長崎は、今もなお、海外の影響を受けた様子を随所にみることができ、特にキリスト教の影響を受け、教会などの宗教的な建設物も多く見ることができます。2018年に世界遺産として登録された、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として、長崎市内には大浦天主堂、外海の出津集落、外海の大野集落があります。もう1つ、長崎市内にある世界遺産として忘れてはならないのが『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』。端島炭坑(軍艦島)をはじめ、旧グラバー住宅など8つの資産が所在しています。また、爆心地・浦上にある平和公園は日本人として欠かせない場所の1つです。二度と同じ間違いを起こさないよう、歴史を学ぶ場所でもあります。また、長崎は香港・モナコとともに、世界を代表する夜景都市「世界新三大夜景」都市として認定されています。稲佐山・鍋冠山・風頭山・グラバー園などの夜景スポットが点在し、訪れた方をそれぞれの景観で楽しませてくれます。