この場所は中国との貿易が盛んに行われた江戸時代に出島に住むオランダ人同様中国人についても居留地唐人屋敷が作られました。そしてその中国人達の貿易品の倉庫を建てる為に海岸を埋め立てて築島を作り、新地や新地蔵と名付けられました。その新地蔵は、明治維新後に唐人屋敷・新地蔵所が廃止された事で在住中国人がこの場所に移り住み、今では中華料理店や中国産の土産物店が軒を並べる長崎独特の中国人街、長崎新地中華街となっています。
長崎を代表する中華といえばやはりちゃんぽんと皿うどんです。独特の麺、たっぷりの野菜と魚介風味を堪能できる長崎のソウルフードは是非食したい逸品です。またそれ以外にもパオと呼ばれるおまんじゅうに挟むトロトロ食感の豚の三枚肉でつくられるトンポーローや、すり身にしたエビをトーストに挟んで揚げたハトシは日本では長崎が発祥、長崎から全国に広がりつつある逸品です。また秋の中秋節には黄色の満月燈籠が、冬のランタンフェスティバルでは赤色のランタン(中国提灯)が通りを彩り、沢山の観光客で賑わいます。
この長崎観光バスツアーは午前と午後のコースに分かれていて、午前だけ、午後だけでも参加できますが、両方通して参加すると料金がお得になります。
午前のコースは、原爆資料館、平和公園、出島でバスから降りて見学できます。午後のコースは、孔子廟、グラ... 続きを読む