自然と人と動物との共生をテーマにした施設です。動物とのふれあいもできます。きつねの他に、ウサギやヤギ、ポニーなどにふれあうことができ、動物園の様です。このふれあいで、人間が動物に対しての優しい気持ちを養ってほしいという願いが込められています。また、この施設側も動物のケアに特に気を配っていて、寄生虫や、エキノコックスなどの感染症にかからないように検査や駆除をおこなっていて、清潔感のある施設となっています。
歴史
開園25年で、民間業者が経営しています。1990年に宮城県白石市北東部にキツネの展示を中心として開業されました。映画の「子ぎつねヘレン」では、ここ、キツネ村の子ぎつねが出演しました。病気を防ぐ意味もあり、この施設のキツネたちは全て人工的に繁殖して、人や自然に慣らしています。現在は、場内の駆虫駆除消毒を月1回、生体経口駆虫処理も月1回餌に混ぜて行っています。その他に、道路等の殺菌消毒は毎日行い、特別駆虫処理を年2回必ず行うなど、徹底しています。
見どころ
色々なキツネを見ることができ、また他の動物も含めてふれあうことができるので、そこが見どころです。季節によっては出産の時期となり、生まれて数カ月の子ぎつねとふれあうこともできます。中でもプラチナギツネは必見で、真っ白な毛と薄い黒やグレーの毛で覆われています。また動物園でも見かけることがほとんどない、2種類(シャドーとブルー)の北極ギツネをここでは見ることができます。子ぎつねの食事タイムでは、母から食べていいよと言われるまで絶対に食べない子ぎつねの習性が見てとれます。