平等院は京都府宇治市にある世界遺産の仏教寺院です。平等院は、平安時代の貴族・藤原頼通が建立した極楽浄土を表現した寺院で、金色の鳳凰が屋根に飾られた鳳凰堂が有名です。鳳凰堂の中には、仏師・定朝作の阿弥陀如来像や雲中供養菩薩像、壁扉画などがあります。鳳凰堂は2014年に改修されており、金箔が施された創建時の姿に近づいています。平等院の敷地内には、桜や紅葉、藤など四季折々の草花が楽しめます。平等院から徒歩で行ける宇治上神社は、日本最古の神社建築といわれる本殿や国宝の石造物などがあります。宇治上神社は合格祈願や恋愛成就などのご利益があるとされています。