建仁寺は1202年(建仁2年)に創建された臨済宗の寺院で、開山は栄西、開基は源頼家です。栄西は2度も南宋に渡航して禅の修行をして帰国しました。しかし京都では比叡山の影響が強く禅寺を開くことが困難であったため、北条政子の保護を受けて1200年に鎌倉で寿福寺を建立しました。そして源頼家の援助を受けて1202年に宋の百丈山にならって建仁寺を京都に創建しました。しかし14世紀には応仁の乱で焼失し、その後も度重なる火災で創建当時の建物は残っていません。重要文化財に指定されている単層入母屋造の「方丈」は、1599年(慶長4年)に広島の安国寺から移築されたものです。2002年には創建800年を記念して法堂天井に小泉淳作「108畳敷の双龍図」が奉納されました。
臨済宗を日本に伝えた栄西は日本に初めて茶を伝えた人物でもあります。4月20日の栄西の誕生日には「四ツ頭(よつがしら)茶会」が催されます。建仁寺には文化財が豊富で、特に国宝の俵屋宗達作「風神雷神図」が有名です。2002年には創建800年を記念して「法堂」の天井に小泉淳作「108畳敷の双龍図」が奉納されました。寺の南側正面の八坂通りに面した「勅使門」は、平安時代の平教盛の館門を応仁の乱後に移築したといわれますが、建築様式は鎌倉末期のものです。境内の建造物は他所から移築されたものや年代の異なるものなどが多く、栄西が鴨川から引き上げたという鐘などもあり、見どころが多い寺院です。
今回のツアーは最高でした。
食事が素晴らしい。
全く期待していなかったので、裏切られました、笑。
ガイドさんも丁寧な方ですし、ドライバーの方も運転が上手でした。
今回の内容はとても良いので、定番コースにしてはどうかと思います。