祇園祭のはじまりは、869(貞観11)年といわれています。当時、京の町では疫病が流行し、大勢の死者が出る悲惨な状況でした。医学の発達していなかった当時、猛威を振るったこの病を人々は神仏に祈願することで収めようとしました。そして国の数にちなんで66本の矛を神泉苑に立て、さらに祇園社の神輿を担いで参集しました。こうして祈祷により疫病退散を祈った「祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)」が、祇園祭の起源だと言われています。山鉾巡行は、交通規制の都合により1966年(昭和41年)より後祭巡行も17日に統合されたものの、2014年(平成26年)に再び以前の形に戻りました。
前祭の山鉾は長刀鉾を先頭に9時に四条烏丸を出発し、午前中から昼過ぎにかけてコースを回ります。後祭の山鉾は7月24日の9時30分に烏丸御池を出発し、前祭の逆コースを回ります。生稚児の乗る鉾がないため、注連縄切りはありません。くじ改めは京都市役所前で行われます。以前は巡行時に鉾の上から囃し方が粽(ちまき)を観衆に投げていましたが、粽を取り合った観客が怪我をしてからは危険とされ現在は禁止されています。この粽は厄除け用として作られており、笹の葉の中に餅は入っていません。
昨年夏に利用しました。おかげさまで、ストレスなくスムーズにホテルから観覧席まで送っていただきました。席でゆったりと祇園祭を楽しむことができ、良い思い出となりました。また、お祭りに行く時には、利用したいと思っています。ありがとうございました。
京都が大好きで、何度も旅行に行っておりましたが、祇園まつりを見る事は初めてでした。間近で山鉾巡行を見る事ができて、感動しました。
当日はホテルまでタクシーで迎えに来て頂き、初めての見学でも安心して、参加することができました。