神奈川県中区にある横浜港の港湾施設である横浜港大さん橋国際客船ターミナルは大さん橋と呼ばれて親しまれています。ターミナルという名前の通り、国内や外国航路の客船の発着埠頭となっています。日本郵船のクルーズ客船である飛鳥Ⅱも発着していますので、船が好きな方は一度訪れてみることをおすすめします。なお、横浜港を周遊するロイヤルウィングも発着しています。船に乗ってみたいという方はロイヤルウィングがおすすめです。
歴史
横浜港大さん橋国際客船ターミナルは1894年に完成した鉄桟橋を前身としています。時代により呼び名が異なり、太平洋戦争後、連合軍が使用している間はサウスピアと呼ばれていました。現在の横浜港大さん橋国際客船ターミナルは2002年11月に作られたものとなっています。大さん橋と呼ばれていますが、構造的には桟橋ではなく岸壁となっています。なお、設計者はイギリス在住の建築家アレハンドロ・ザエラ・ポロとファッシド・ムサヴィが担当しました。
見どころ
横浜港大さん橋国際客船ターミナルは散歩で訪れることをおすすめします。ターミナルの上にはくじらのせなかと呼ばれる芝生の張ってある場所があり、一休みすることが可能です。ベンチも設置されており、ベンチに座りながら海や横浜ベイブリッジ、みなとみらいのビル群をゆっくりと見ることが可能になっています。休憩をしながら、横浜らしい風景を楽しむことができてしまいます。船を利用する人はもちろん、デートや家族での散歩にもおすすめのスポットです。