みなとみらいの商業地域と山下公園とのほぼ中間辺りという立地です。赤レンガ倉庫とともに周辺5.5ヘクタールにわたって広がる赤レンガパークは、桜木町駅からも関内駅からも歩いて15分ほどのところにあります。散策を楽しみながら歩けば距離を感じることはそれほどありません。山下公園から「山下臨港線プロムナード」を歩いたり、他にもさまざまなルートで楽しみながら訪れることが出来ます。整備された敷地は開放感に満ちており、横浜港を臨む海岸部分からは大さん橋が間近に見え、さらにその向こうにベイブリッジの姿が見えます。
歴史
明治・大正時代に、国の模範倉庫として創建された横浜赤レンガ倉庫。関東大震災や空襲などの激動の時代をくぐり抜け、横浜のシンボルとして存在しています。市民が港や海に親しく触れ合うことのできるウォーターフロントの公園は、みなとみらいの都市デザイン計画に組み込まれた基本ラインとしてありました。赤レンガパークもそのひとつとして、一部は新港地区の街開きが行われた1999年(平成11年)に、残りは2002年(平成14年)の横浜赤レンガ倉庫のオープンに合わせて一般公開されました。
見どころ
花が咲き乱れる赤レンガパークは、海からの風がここちよい開放的な空間です。際線に沿って広がる広大な敷地からは横浜ベイブリッジや大桟橋など美しい景観を見渡せ、横浜の歴史と海を感じながらゆったりと寛ぐことができます。2棟の赤レンガ倉庫にはさまれた広場は、石畳のオープンスペースである。憩いの空間であると同時に、イベントなどが行われる華やいだ舞台でもあります。広大な緑の敷地と、港の風情を感じることができます。