石川県小松市にある加賀伝統工芸村 ゆのくにの森は、加賀温泉郷の一つ粟津温泉にある伝統工芸を取り扱ったテーマパークです。ゆのくにの森はJR北陸本線の粟津駅が最寄駅となりますが、駅からの距離は3kmほどで到着します。また、JR加賀温泉駅からは観光周遊バスであるキャン・バスで向かうことも可能です。車の利用の場合は、加賀インターチェンジから20分程度の距離となります。
歴史
加賀伝統工芸村ゆのくにの森は昭和63年に開園しました。当時は石川県の伝統文化を集約した創作体験型のテーマパークとして注目を浴びることはあまりありませんでしたが、最近になって石川県の文化が世界的に注目されてきたことや、加賀産業道路の整備などによってアクセスしやすい環境になってきたことから来場者数が伸びてきました。北陸新幹線の開通や、今後の加賀方面への延長などで今後ますます発展していく施設の一つとして大きな期待が寄せられています。
見どころ
広大な敷地内に、江戸時代から明治時代にかけての民家を移築し、当時の街並みを感じることができます。そして目玉となるのが、体験スタッフの指導による加賀伝統工芸品の創作体験です。石川県を代表する伝統工芸として有名な、金箔、加賀友禅、九谷焼、輪島塗などさまざま伝統工芸を楽しむことができます。食事処もあるため、1日中楽しめるスポットとして注目されています。