然別湖は、大雪山国立公園唯一の自然湖で、標高810mと道内では最も高い場所にあり、最深部は約100メートル。 湖の周囲は原生林(トドマツ、エゾマツ、ダケカンバ)が取り囲み、太古の自然を今に伝えています。周囲には氷河期から生息していると言われる、生きた化石「ナキウサギ」や、ミサゴ、オジロワシ、クマゲラ、アオサギ等の貴重な野生動物たちが生息しています。
そんな素敵な然別湖で春~秋にかけてはカヌー、シーカヤックなど湖の上から自然を楽しむ事ができ、また冬には凍結した湖上の上で、フォトジェニックなスポットとしても有名な氷のグラスでドリンクを楽しめるアイスバーや実際に挙式に使われることもある幻想的なアイスチャペル、氷上露天風呂などが楽しめる「しかりべつ湖コタン」が行われます。糠平湖は1955(昭和30)年のダム建設の際に、音更(おとふけ)川をせき止めてできた人工湖で、冬には湖底から発生するガスが湖面にたどり着く前に水の中で凍ってしまう現象の「アイスバブル」を見ることができ、また旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群の中でも、特に代表的なコンクリートアーチ橋「タウシュベツ川橋梁」が見れます。