大和ミュージアムのシンボルでもある、戦艦「大和」は、昭和16年(1941年)に、呉海軍工廠で当時の最先端技術を駆使して建造された、世界最大の戦艦です。大和は、昭和20年、沖縄特攻作戦に向かう途中に、米艦載機の攻撃により、大勢の乗組員とともに沈没するという運命をたどりましたが、現在も、世界一の大型タンカーなど日本の経済振興に多大な貢献をしているこの技術を、いまに伝え、さらに、呉の歴史を伝えるために、2005年4月に開館しました。
大和ミュージアムは4階建で、主に1階から3階までが展示室となっています。1階では、全長26,3メートルもある、10分の1戦艦ヤマトが展示されている「大和ひろば」で、戦艦「大和」の設計図や写真などをもとに、詳細な部分までが再現されています。その他、旧海軍などの呉の歴史資料の展示や、特攻兵器「回天」などの実物資料がある大型資料展示室があり、戦争の悲惨さと平和の大切さを伝えています。また、3階では体験コーナーがあり、船を作る技術などを、体験を通して学べるコーナーがあります。
大和ミュージアムで港町呉の歴史を辿りながら近代日本の発展と戦争の現実を学ぶことができました。そして、てつのくじら館では現代の日本を守ってくれている海上自衛隊の活動を知り自然と感謝の気持ちを持ちました。それにしても戦艦ヤマト、デカいしカッコイ... 続きを読む
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