ここはその昔、呉が海軍の本拠地だったことを偲ばせるエリアです。戦艦・大和も近くのドックで極秘に建造されました。軍事拠点の流れとしては護衛艦隊、潜水艦隊や練習艦などが所属する海上自衛隊呉基地があり、その敷地内には海上自衛隊呉地方総監部が設置されています。早くから出雲安来の和鋼に着目し、特殊鋼として応用するなどの先端的な軍需鉄鋼研究の拠点でもありました。このため、太平洋戦争末期には呉軍港空襲において米軍の空襲を受け、大きな損害を受けています。
アレイからすこじまは、広島県呉市にある約300mの車道に沿った海沿いの公園で、レンガ色を基調にした雰囲気の場所です。公園内には、年代物なクレーンも置いてありますが、これは戦時中に魚雷の積み卸しなどに実際使われていたものだそうで、今はモニュメントとして飾ってあります。煉瓦色のインターロッキングブロックが敷かれているのも見どころになっています。道路を挟んだ反対側には、旧呉海軍工廠電気部の建造物あります。
大和ミュージアムで港町呉の歴史を辿りながら近代日本の発展と戦争の現実を学ぶことができました。そして、てつのくじら館では現代の日本を守ってくれている海上自衛隊の活動を知り自然と感謝の気持ちを持ちました。それにしても戦艦ヤマト、デカいしカッコイ... 続きを読む
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