広島城

広島城は、毛利輝元が1589年から1599年にかけて築城したお城です。しかし、完成した翌年に起こった関ヶ原の戦いで敗者となった輝元は萩に移封されました。その後、福島正則が広島城主になりました。その福島正則は、幕府の名に背いてお城の修復をした罪を問われ、改易となりました。その後、和歌山城主だった浅野長晟（ながあきら）が城主となり、明治まで広島城主となりました。広島城天守は明治後も残され国宝にも指定されましたが、原爆投下で破壊されてしまいました。が、1958年に鉄筋コンクリート製で外観復元されました。

広島中央公園の一施設であり、広島城全域が広島城址公園（ひろしまじょうしこうえん）となっています。　　天守閣は昭和33年（1958年）に外観を復元して建てられました。内部には武家文化を紹介する人気の体験コーナーがあり、鎧兜や袴・打掛などその時代の時代衣装を身につけて記念撮影もできます。