潜水艦ボウウィン号博物館は、ハワイ州ホノルル市にある戦争中に実際に任務を行っていた潜水艦がある博物館です。潜水艦内と陸にある博物館を含めて、四千点以上もの遺物が展示されています。実際に中に入って眺めることができ、潜水艦内ではベッドや食堂など当時生活していた雰囲気を知ることが可能です。また潜水艦の周辺にも、魚雷や機関砲が展示されています。
歴史
潜水艦ボウウィン号博物館にあるボウウィン号は、真珠湾攻撃の一年後にあたる1942年12月7日に着水しました。この潜水艦はアメリカでパールハーバーの復讐者と呼ばれ、第二次世界大戦中に44隻ほどの潜水艦を沈めました。当時実際に任務を行っていて、現在でも残っている数少ない潜水艦の一つになっています。この船体が博物館として使われ、周辺にある公園もまた当時の戦争を物語っています。
見どころ
【実際に任務を行っていた潜水艦】潜水艦はまるですぐにでも発進できるかのような状態で展示してあります。外からも潜水艦をしっかり眺めてみましょう。【当時の雰囲気が伝わってくる内部】艦内は狭く、当時の乗員が任務していた過酷な雰囲気を味わうことができます。また潜水艦の船尾や艦首には、魚雷が保管されています。【魚雷や機関砲などの展示】潜水艦の周辺には旧日本軍の人間魚雷など、魚雷や機関砲などが展示されていて、一部は内部まで見ることができます。