那覇空港から沖縄美ら海水族館までの移動手段についてご紹介。高速バスやタクシー、レンタカーといった各移動手段の所要時間や料金、おすすめのポイントをまとめています。実際に観光へ訪れた際の体験談もご紹介するので、旅の参考にしてみてください。沖縄の人気観光地である沖縄美ら海水族館へ那覇空港から向かう際は、旅行の楽しみ方にあわせてベストな方法を選んでみましょう。
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沖縄美ら海水族館はどこにある?
沖縄県には大きく分けて、北部、中部、南部の3つのエリアがあるのをご存じでしょうか?沖縄の玄関口である那覇空港は南部エリアにあり、やんばると呼ばれる自然の多い地域は、北部エリアにあります。
沖縄美ら海水族館があるのは、自然の多い北部エリア。国頭郡(くにがみぐん)本部町(もとぶちょう)という、地図上ではひょこっと左側に飛び出た地域で、那覇空港から美ら海水族館までは約93kmの距離があります。
沖縄美ら海水族館は沖縄国営記念公園の園内にあり、カーナビやバス停でも「沖縄美ら海水族館」とは表示されないため注意が必要。カーナビの場合「海洋博記念公園」や「海洋博公園」で検索し、バスの場合は「記念公園前」で降りるようにしてみてください。
那覇空港から沖縄美ら海水族館への移動手段
所要時間 | 料金 | ポイント | |
高速バス | 約2.5時間 | 約2,000円~ | 料金が安い 往復割引がある会社もある ハイシーズンはチケットが手配しにくい |
タクシー | 約2時間 | 約17,000円 | 好きな場所に寄り道できる 運行数が多い 料金が高い 複数人で利用すれば1人当たりの値段は抑えられる チャーター(貸切)利用もおすすめ |
レンタカー | 約2時間 | 約3,000円~/1日 +高速代(片道950円) +ガソリン代 | 好きな場所に寄り道できる その後の移動にも使える 手続きが必要 自分で運転する必要がある |
それでは実際に、那覇空港から沖縄美ら海水族館への移動手段をみてみましょう!実は、那覇空港から沖縄美ら海水族館へのルートは多くはありません。特に北部エリアまでは電車やモノレールなどは通っていないため、レンタカー、バス、タクシーを利用する以外は手段がないのが現状です。
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各移動手段のおおまかな所要時間や料金、ポイントは上記の表の通り。何で行くかは「沖縄をどう楽しみたいのか」によって変わります。次からご紹介する移動手段を、ぜひ参考にしてください。
高速バスや路線バス
料金が安い
往復割引がある会社もある
ハイシーズンはチケットが手配しにくい
那覇空港から沖縄美ら海水族館に直接向かうなら、高速バスや路線バスの利用が便利です。空港からのバスにはいくつかの種類がありますが、その中の1つである「沖縄エアポートシャトル」は、特急に乗れば所要時間約2時間で沖縄美ら海水族館まで移動できます。
停車場所が少し多めの通常の便は約3時間かかりますが、のんびり旅を楽しみたい方にはそちらもおすすめ。ときには海が見え、ときにはアメリカンな街並みが見える車窓の風景に、心が弾む時間を過ごせるはずです。一方、通常の便は便数が多いため、空港での待ち時間は短時間ですみます。
「到着後すぐに沖縄美ら海水族館に行きたい!」と考えている方には、高速バスや路線バスはベストな選択肢といえるでしょう。沖縄エアポートシャトルは、通常の便も特急も、いずれも事前のWeb予約が可能です。
そのほか「やんばる急行バス」や「空港リムジンバス」「3社共同運行便」などもあり、それぞれフリーWi-Fiが利用できたり、往復乗車券利用で割引があったりとさまざまな特典があるため、自分にあったバスを選んでみてください。
那覇空港から沖縄美ら海水族館までのエアポートシャトルの乗車券は、こちらで予約が可能です。ハイシーズンはチケットが取りづらいこともあるので、早めの事前予約をおすすめします。
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※ 情報更新のタイミングにより価格等が実際と異なる場合があります。最新情報はツアーページをご確認ください。
観光バスもおすすめ
観光バスの1日ツアーの場合、沖縄美ら海水族館にだけ訪問するわけではなく、ほかの観光地もコースに含まれます。地元をよく知るバスガイドさんが、現地の方しか知らない情報などを話してくれるため、知らなかった沖縄を知る機会になるはずです。
例えば宜野湾(ぎのわん)近辺を通過する際には、米軍基地の情報をお話してくれたり、やんばる地域では特産物のフルーツについてお話してくれたりします。沖縄育ちのバスガイドさんからの情報が、とても素敵な旅の思い出になるでしょう。
観光バスツアーは、初めて訪れる観光地ばかりではなくても、違った側面から沖縄を知る機会になります。また観光バスの場合は高速バスや路線バス同様、自分で運転せずにすむため、道中の景色を満喫できるのもポイントです。
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タクシー
好きな場所に寄り道できる
運行数が多い
料金が高い
複数人で利用すれば1人当たりの値段は抑えられる
タクシーは料金が高いものの、自分で運転することなく好きな場所に寄り道しながら美ら海水族館まで向かえるのが大きなメリット。複数人で乗車すれば1人あたりの料金を抑えることもできます。那覇空港のタクシー乗り場にはたくさんのタクシーが待機しているので、事前予約していなくてもすぐに利用しやすいのもポイントです。
観光タクシーもおすすめ
時間で貸し切るチャーターなら、10時間33,000円(税込)程度で自由に観光を楽しめます。
事前に予約しておけば、制限時間内で好きな場所へ連れて行ってもらえるサービスもあるようです。時間制の観光タクシーの場合、移動した先での観光時間も、タクシーの拘束時間に含まれるため注意しましょう。
観光タクシーは高額ですが、旅先で運転したくない場合や、短時間でいくつもの観光名所をめぐりたい場合には便利な移動手段。美ら海水族館以外に巡る観光地を決めていない場合は、ベテランドライバーにおまかせで効率よく回れるスポットに案内してもらうのもおすすめです。
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レンタカー
好きな場所に寄り道できる
その後の移動にも使える
手続きが必要
自分で運転する必要がある
レンタカーはじぶんで自由に好きな場所に行けるのが魅力。観光地はもちろん、穴場といわれる場所に行きやすいのもポイントです。また、空港近くにレンタカー店が多数あるのも便利な点。筆者は飛行機が好きで空の旅をする機会が多くありますが、筆者が訪れた空港の中でも、レンタカー店の多さは那覇空港が一番でした。
空港近くにレンタカー店があれば、大きな荷物を持っていてもすぐに車に積み込めます。大きな荷物を持って移動するのは、地味に疲れが溜まるためありがたいポイント。空港に到着後すぐから移動できるのも、メリットの1つといえるでしょう。
空港から徒歩圏内にあるレンタカー店ばかりではありませんが、レンタカー店の送迎バスが那覇空港の到着口から出てすぐのバス乗り場まで、到着時間に合わせて迎えにきてくれます。
レンタカーの利用店によっては、借りた店舗とは別の店舗で「乗り捨て」することも可能です。例えば行きは空港近くの店舗で借りた場合でも、帰りはホテルの近くで返却し、あとはゆいレールで移動する……などといった自由が効く場合もあります。
筆者が体験したおすすめの移動手段
ご紹介した中から、筆者が体験したおすすめの移動手段、レンタカーと観光バスツアーについて詳しくご紹介します。
レンタカーの場合は、ひとり旅から最大8人程度までが1台のレンタカーで利用可能。ただし荷物の多さや、ゆとりを持った移動を考えると、1台あたり4〜5人程度までの乗車が適しているのではないでしょうか。
一緒に旅行する方の人数が多いと、その分行きたい場所が増えるため、旅行の前に行程表を作っておくのがおすすめ。行程の調査や作成準備は面倒ではあるものの、プチ修学旅行のようで大人の方も懐かしさを味わえます。
観光バスツアーの場合はさまざまなコースがあるので、行きたい観光地が含まれるコースを選択するのがおすすめです。沖縄美ら海水族館は、北部エリアのコースであれば、ほとんどのバスツアーに含まれています。
バスツアーのコースを選ぶ際は、半日ツアーなのか1日ツアーなのかといった時間による選択のほか、食事の有無もポイント。また、万座毛の景色は明るい日中か夕方に見学するのか、といった選択も可能です。
レンタカーで那覇空港から沖縄美ら海水族館へ行くときのポイント
沖縄の空の下で、自由な旅を楽しみたい方には、レンタカーでの沖縄美ら海水族館訪問をおすすめします!
那覇空港に到着後、すぐに沖縄美ら海水族館を訪問する場合には、もちろん便利な移動手段です。また、到着後や走行中の気分で寄り道したり、翌日に変更したりと自由自在に、直前まで「旅のカスタマイズ」が可能です。
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那覇空港に着いたらお出迎え
レンタカーは旅行前、できるだけ早めに予約しておくのがおすすめ。当日でも借りられますが、お好みの車種が選べなかったり、乗車人数にあった車種が借りられなかったりする場合があります。快適な旅のためには、あらかじめ借りたい車種を予約しておきましょう。
事前にレンタカーを予約していた場合は、那覇空港到着後、1F到着ロビーから出た場所にある「レンタカー送迎バス乗り場」まで向かいます。レンタカー予約時に、搭乗する便名を伝えておけば、その時間にあわせて送迎バスが来てくれるので安心です。もしも搭乗便の到着が遅れたとしても、変更時間も把握してくれています。
レンタカー送迎バス乗り場には、多数のレンタカー会社のバスが集っています。どのバスに乗ればよいのか迷わないように、利用するレンタカー会社の名称や、ロゴマークを覚えておくようにしましょう。
ちなみに筆者は、送迎バスが見つけられなかった経験があります。筆者と同じ飛行機の便で到着した乗客で、同じレンタカー会社を利用する方がほかにいなかったため、お迎えに来てくれたのはバスではなく普通乗用車でした。「バス」の思い込みが仇となった経験です。
レンタカーに乗り込んだら沖縄唯一の高速道路へ!
送迎バスでレンタカー会社の営業所に到着したら、運転免許証を見せて手続きをします。万一事故を起こしたり、傷をつけたりしたときのために、レンタカーにすでについている傷のチェックも怠らないようにしましょう。
レンタカーの状態をチェックしたら、荷物とともに車に乗り込みます。ドアを閉めたら、さっそく目的地に向けて出発です!沖縄美ら海水族館の約20km手前までは、沖縄唯一の高速道路を利用します。
那覇空港から沖縄高速道路の一番近い入り口「南風原北IC」までは、スムーズに走って約30分程度です。その「南風原北IC」から高速道路に乗って69km弱の場所にある「許田IC」で一般道に降ります。そこから一般道を約30km走行すれば、沖縄美ら海水族館に到着です。
沖縄高速道路では、道中にあるサービスエリアでも、沖縄らしさを感じられる場所があります。時間がある場合は、サービスエリアで休憩しながら先へ進むのもおすすめです。
寄り道もできる
「とにかく急いで沖縄美ら海水族館に行きたい!」と考えているわけではなければ、沖縄高速道路に乗らず、一般道を使って行くのも可能です。その場合は行く道すがらの観光地に立ち寄って、心に栄養を与えていきましょう!例えば北谷(ちゃたん)のアメリカンビレッジや、万座毛やナゴパイナップルパークなどは有名な観光地です。
アメリカンビレッジは、アメリカの街並みが再現されたリゾート地。ショッピングはもちろん、グルメも楽しめます。施設の1つであるサンセットビーチでは、夏場は海水浴も可能です。万座毛は東シナ海が一望できる場所で、あまりにも澄んだ海の色に心が洗われます。ナゴパイナップルパークは、パイナップルだらけのアミューズメントパーク。沖縄でしか味わえない、本場の甘さを堪能できます。
沖縄美ら海水族館の最終入館時間は、通常期は17時30分と早めの設定。寄り道できる観光地はそれぞれに魅力がありますが、ゆっくり観光するならどこか1つの場所に絞り込むのも1つの手です。
立ち寄る観光地を1つに絞るなら、旅の目的から選択するのがおすすめ。例えばショッピング重視の方ならアメリカンビレッジ、景観の素晴らしさを堪能したい方なら万座毛などです。またナゴパイナップルパークは小さなお子さんが楽しめるのでファミリー旅行の思い出づくりに向いています。美ら海水族館の最終入館時間に間に合うように、寄り道を楽しみましょう。
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時間に縛られずに楽しめるのが一番のメリット
レンタカーでの移動であれば、一緒に行動している仲間との相談だけで自由に行動できるのがメリット。一緒に旅行している仲間の同意があれば、急遽予定を変更することも可能です。その日の天気によって、変更したい場合も出てくるかもしれません。そんなときでも、直前まで行く場所を組み替えられます。
公共交通機関や観光バスといったほかの旅行者が一緒の場合は、自分たちだけの都合で行動はできません。しかしレンタカーなら、場所だけではなく、出発や集合時間に縛られずに、仲間の意思だけで行動できます。
個人旅行で行程表を作っていたとしても、その観光地に行ってみたら楽しくて「もう少し長く居たいな……」と感じるケースも多いもの。そんな場合でも、その場で自由に「旅のカスタマイズ」を楽しめます。
ただし、先ほどもご紹介した通り、沖縄美ら海水族館の通常期の最終入館時刻は17時30分です。「やっと沖縄美ら海水族館に到着したのに、入館時間に間に合わなかった!」と悲しい思いをしないよう、最終入館時刻を意識しての行動を忘れないようにしましょう。
観光バスで那覇空港から沖縄美ら海水族館へ行くときのポイント
次にご紹介するのは観光バスツアーです。一日ツアーや半日ツアーなどの所要時間や、行き先別でさまざまなコースがあります。ご自身や同行される方にマッチしたコースを選んでください。
筆者は数度目の沖縄旅行で初めて観光バスツアーを利用しました。最初は「今さら観光バスツアーを楽しめるのだろうか」とも疑問を感じていましたが、心配する必要はありません。結論、とても楽しい時間を過ごせました!
筆者の経験や感想を交えて、観光バスツアーの魅力をご紹介します。ぜひ、観光バスツアー選びの参考にしてください。
まずはコースをよく見て予約しよう
観光バスツアーは、沖縄の「観光地」をめぐるツアーがほとんどです。ご自身や同行者の方々と、マストでいきたい場所はどこかを話し合ったうえで決めましょう。
レンタカーの章でもご紹介した、万座毛やナゴパイナップルパーク、そしてアメリカンビレッジに立ち寄るコースがあります。そのほかにも、琉球村や古宇利島をめぐるコースなど、ツアーによってさまざまです。
観光バスツアーには、食事が付いているコースもあります。昼食タイムにあたる自由行動時間と、食べたいものを視野に入れてコースを検討するのも1つの手段です。
ちなみに、北部をめぐるコースの場合、食事場所は見学時間と併せて沖縄美ら海水族館で確保されているケースがほとんど。食事なしコースを選ぶ場合は、海洋博公園の食事場所もあらかじめ調べておきましょう。
那覇空港から集合&降車場所までの移動はゆいレールがベスト
観光バスツアーのコースの集合、降車場所には、多くの場合ゆいレールの県庁前駅やおもろまち駅近辺が含まれています。ゆいレールは沖縄唯一のモノレールです。那覇空港にはゆいレールの始発駅があり、そこから県庁前駅までは15分足らずで移動できます。
観光バスには、外側に大型の荷物を積み込めるトランクルームが設置されています。そのため、スーツケースなどの荷物を持っていても、バスで預かってくれるので安心です!
飛行機の出発&到着時刻とバスの集合時間はあらかじめ確認しておくようにしましょう。観光バスは早朝発のツアーが多く、那覇空港に到着したその日に観光バスツアーに参加するのは難しい場合が多いためです。
筆者のおすすめは、2日目以降の参加。場合によっては、沖縄旅行最終日の参加も可能です。1日を使ってめぐる観光バスツアーの場合でも、19時半頃までに県庁前駅付近に戻ってきます。そのため帰りの便が遅い時間帯であれば、観光バスツアー終了後に那覇空港までゆいレールで移動するのも無理ではありません。
筆者が参加した1日観光バスツアーにも、スーツケース持参で参加されていた方が数組いました。しかし、道路の交通事情でバスが遅延する可能性はゼロではありません。そうしたリスクも理解したうえで、参加日を選ぶようにしましょう。
沖縄らしさ満載!観光地巡りができるのは大きなメリット
観光バスで沖縄をめぐるコースには、沖縄の観光名所がふんだんに組み込まれています。先ほどからご紹介しているように、観光マップやWebサイトでもよく取り上げられている万座毛や古宇利島、そしてナゴパイナップルパークをめぐるコースなどです。
北部、中部、南部とエリア分けされている沖縄には、どこのエリアにも名所があります。そして、どこにいくにも「車」を利用した行動が一番便利です。ゆいレールは南部エリアにある那覇市内から浦添市までの区間でのみ走行しているため、中部から北部エリアに行くには、必然的に「車」での移動しか手段はありません。
沖縄美ら海水族館は北部エリアにあるため、観光バスでも長い道中にはなりますが、その分多くの沖縄に触れられます。中部エリアから北部エリアまで、各観光名所をバスガイドさんの解説付きで楽しめるため、観光地の知識も身につくのがポイントです。
バスの場合は自分で運転しなくてよい分、ゆったりと時間を過ごせるうえ、知らない土地で道を間違えて焦る心配もありません。筆者は数度目の沖縄で、初めてゆっくりと沖縄観光ができました。いつもレンタカー移動をしていたため「道を間違えていないか?目指す場所はここであっているのか?」と、知らぬ間にストレスを感じていたのかもしれません。
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時間制限に注意
観光バスツアーではタイムテーブルが組まれており、時間通りの行動が必要です。「自分一人くらい遅れてもいいや……」などと、絶対に考えてはいけません。一台の観光バスが満員になれば、約50名の参加者の方々に迷惑をかけてしまいます。集合時間は必ず守るようにしましょう。
北部エリアをめぐるツアーでは、沖縄美ら海水族館のある海洋博公園で昼食タイムを含めて2時間半〜3時間確保されているのが多いパターンです。しかし比較的長い時間が確保されていても、ゆっくり食事をしていると「自由時間が1時間しかない!」などと焦る事態が起きかねません。
実はこれは筆者の失敗談でもあります。海洋博公園に到着後、お店が混む前にと最初にランチをしたのが失敗の素でした。ランチタイムをゆっくりとり過ぎてしまい、気付けば残り1時間!「せっかくたどり着いた沖縄美ら海水族館を楽しむ時間が短い……」と筆者のように後悔しないためにも、時間配分を考えながら行動してみてください。
おすすめの観光バスツアー
最後に沖縄美ら海水族館の観光が含まれた、観光バスツアーをご紹介します。どのコースも沖縄美ら海水族館だけではなく、沖縄の観光名所を訪問できるコースです。コース内でめぐる施設の入場料も含まれているため、当日のお財布事情も気にせず、安心して気軽に参加できます。
ちなみに筆者が参加したのは、沖縄美ら海水族館のほか、古宇利島や万座毛をめぐるコースで、海の自然を満喫できるツアー。コースには琉球村の観光も含まれており、沖縄の歴史に触れられてよい思い出づくりができました。
こちらでご紹介しているコースは早朝集合のコースが多いため、沖縄到着二日目以降の参加をおすすめします。
水族館にたっぷり
\150分滞在できるプランも/
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まとめ | 沖縄をどう楽しみたいかが那覇空港から沖縄美ら海水族館までの移動手段を選ぶポイント
那覇空港から沖縄美ら海水族館までの移動手段には、いくつかの方法が選択できます。どの移動手段にもそれぞれのメリットがあり、どれを選ぶかは「沖縄をどう楽しみたいか」が決め手です。
沖縄美ら海水族館だけを思いっきり楽しみたい場合は、高速バスで一気に向かいましょう。名所を効率良く巡りたい場合は、観光バスツアーがベストです。
名所以外にも、穴場などの好きな場所に訪れたい場合や、それぞれの場所で時間に縛られず過ごしたい場合、レンタカーの利用が向いています。お財布事情に問題がなければ観光タクシーもおすすめです。
那覇空港からそのまま自由にドライブしながら美ら海水族館に向かうなら、レンタカーがぴったり!沖縄の名所や穴場をゆっくり楽しみながら移動できます。
1日でたくさんの
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ちょっとリッチに、行きたい場所だけ効率よく巡りたい場合は貸切観光タクシーが最適!
慣れない道の運転が
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ご自身にあった移動手段選びをして、思い出に残る沖縄旅行にしましょう。
よくある質問
沖縄美ら海水族館ってどんなところ?基本情報
沖縄美ら海水族館は、行ってみたい沖縄の観光地の中でも上位に挙げられるアミューズメントパークです。「美ら海」は「ちゅらうみ」と読み、その字のとおり美しい海を表します。
沖縄美ら海水族館の魅力
沖縄美ら海水族館には、全長8.8mもあるジンベイザメやナンヨウマンタなど、約680種、約10,000点の海の生物が暮らしています。日本国内の水族館としては、行ってみたい場所として人気ランキング1位に輝くケースも多い水族館です。
また、沖縄美ら海水族館のジンベイザメは、2023年3月時点で飼育年数27年と「世界最長飼育記録」を更新。
沖縄の海を丸ごと楽しめる「黒潮の海」の水槽では、ジンベイザメが二頭飼われており、平日休日問わず、水槽前はいつも多くの観光客の方々で賑わっています。大きな水槽の中で自由に泳ぐ二頭のジンベイザメの姿は圧巻です。
実は沖縄美ら海水族館の水槽は、2008年にギネス認定された「ドバイ水族館」ができるまでは、世界一大きな水槽といわれていました。今は惜しくも世界一ではなくなりましたが、それでもジンベイザメが二頭、自由自在に泳ぎ回れるほどの巨大な水槽です。
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沖縄美ら海水族館に訪れる人々
沖縄美ら海水族館は、国内の水族館の中でも日本一の来場者数を誇るといわれています。その数は、なんと年間約300万人。
しかし、コロナ禍では三度に渡る臨時休館は避けられず、当然のように来場者は激減しました。令和4年度以降は来場者数も徐々に戻っており、訪れる方々の賑やかな声も響き渡るようになりました。
コロナ禍前までは海外からの来場者が3割を占めていたそうですが、こちらもその数は激減していたようです。しかし政府の水際対策も緩和されているため、これからは海外旅行者の方々も増え、水族館の中でも、各国の言葉を耳にする機会が増えるかもしれません。
沖縄美ら海水族館だけじゃない!海洋博公園の遊び場
沖縄美ら海水族館が建っているのは、沖縄国営記念公園の「海洋博公園」と呼ばれる敷地内です。この敷地内には、沖縄美ら海水族館以外にも、老若男女が楽しめる施設がたくさんあります。
イルカショーが楽しめる「オキちゃん劇場」では、無料で観覧できるショーが1日に5回実施されています。間近でバシャッとダイナミックに飛び跳ねるイルカの姿は圧巻です。
美しい色彩の海が広がる「エメラルドビーチ」もおすすめ。施設内の整備されたビーチで、4月から9月の夏期には水遊びも楽しめます。砂浜は快適かつ安全に守られているため、小さなお子さんでも安心して遊べるのがポイントです。
また、海洋博公園内の中央付近には沖縄らしさを感じられる「おきなわ郷土村」があります。ここは琉球王国の歴史に触れられる点が魅力。ドラマで見かけるような沖縄ならではの屋根の瓦や、風通しのよい造りの家屋を眺めていると、三線の音色が聴こえてくるような錯覚に陥ります。
最後にご紹介するのは、一年中どんな季節でも熱帯の鮮やかな花や、トロピカルフルーツが育てられている「熱帯ドリームセンター」です。こちらの施設は有料ですが、華やかなランが咲き乱れていて、清々しい気持ちになるだけでなく目の保養にもなります。