重要伝統的建造物群保存地区に指定されている竹富島は、美しい海、のんびりした集落など癒される風景が満載の観光地。竹富島では、水牛車に乗ってゆっくり島内を巡ったり、レンタサイクルでビーチまでサイクリングを楽しんだりするのがおすすめです。この竹富島でぜひ訪れたい観光スポットや人気のグルメを紹介します。旅のプラン作りにぜひ参考にしてください。
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竹富島で巡りたい！おすすめ人気観光スポット
沖縄県の八重山諸島に属する竹富島は、石垣島から南西方向に約6km、人口400人未満、周囲約9kmの小さな離島です。海や星空、散策やグルメなどが楽しめます。1時間程度で周囲を1周まわれる島ですが、魅力あるスポットが多くあるため、魅力的です。ここでは、その竹富島のおすすめの観光スポットを23ヶ所ご紹介していきます。
竹富島名物の水牛車での集落めぐり
竹富島の魅力を楽しむなら、屋根付きの水牛車ツアーがよいでしょう。ゆっくりと集落を巡る1周約30分のコースが用意されています。「竹富観光センター」が東方面を回り、「新田観光」が西方面を担当しています。
水牛車は歩く速度とほぼ同じで、ゆったりとした時間を感じられるでしょう。現地ガイドによる解説や、三線の心地よい音色が心を癒してくれます。竹富島の素晴らしい景色や文化に触れられる贅沢な時間を堪能できるでしょう。
ただし令和5年4月現在、西方面の新田観光は水牛車の運行を行っていません。水牛車を利用する場合は、東方面の竹富観光センターをご利用ください。
| 住所 | 竹富観光センター：沖縄県 八重山郡竹富町竹富441 新田観光：沖縄県八重山郡竹富町竹富97 （令和5年4月1日（土）より当面の間臨時休業中） |
| 営業時間 ※ 時期・状況により変動する場合あり | 9時 ～ 16時半 |
| 水牛車料金 | 大人：3000円／人（中学生以上） 小人：1500円／人（3歳から小学生まで） ※0歳から2歳までのお子様は、大人1人につき1人無料。 大人の人数以上は小人料金を支払い。 |
| 交通アクセス | 港から竹富観光センターまで無料送迎あり 帰りはお店前から出るバスもしくは港まで徒歩約15分 |
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※ 情報更新のタイミングにより価格等が実際と異なる場合があります。最新情報はツアーページをご確認ください。
なごみの塔
竹富島の中心部に位置している高さ4.5mの「なごみの塔」は、国指定登録有形文化財であり、島を一望できる絶景スポットです。その見渡せる集落も、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている集落です。
1953年に建立されたこの塔は、2016年に老朽化のため進入禁止となっていましたが、2020年に修繕工事が完了しています。展望台から見るコントラストの強い集落の景観は美しく、観光客を魅了する人気のスポットとなっています。
| 住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富 |
| 交通アクセス | 竹富東港から車で約1分 新田観光水牛車乗り場から徒歩で約5分 竹富観光水牛車乗り場から徒歩で約3分 |
あかやま展望台
竹富島の西集落にある赤山公園内に「あかやま展望台」があります。高さ6mの丘の上に高さ4mの鉄筋コンクリート造のあかやま展望台があり、周囲が開放的で高い建物がない場所に位置していることから、観光名所となっています。
近くのお土産屋さんの屋上が「あかやま展望台」となっており、無人ではありますが入場料100円で利用できます。こちらの展望台は「なごみの塔」よりも高いです。登る際の階段の狭さと勾配には注意しましょう。
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カイジ浜
星砂の浜とも呼称される「カイジ浜」は、島の西部にあり、コンドイ浜とつながる美しい海岸です。有孔虫の殻でできた星形の砂が特徴的です。星砂探しを楽しめますが、持ち帰りは禁止されていますので、注意しましょう。代わりに土産屋で瓶詰めの星の砂やアクセサリーが販売されています。
カイジ浜には若者に大人気の木製ブランコが設置されています。青い海と白い入道雲を背景にした写真を撮ることが可能ですので、訪れた際にはぜひこの絶景をおさめましょう。
| 住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富 |
| 交通アクセス | 港より自転車で15分 |
コンドイ浜
竹富島の西岸に位置するコンドイ浜は、島で唯一遊泳が可能な海岸で、真っ白な砂浜と透明感のある水色の海が楽園のような景色を作り出しています。遠浅のため、足をつけて遊んだりシュノーケルをレンタルして泳いだりできます。
沖縄には美しいビーチが多く、観光客に人気のコンドイ浜はエメラルドグリーンの海が特徴で、様々なマリン・アクティビティが楽しめるでしょう。幻の浜とも呼ばれるコンドイ浜は、潮の満ち引きによって砂の無人島が出現することからその名が付いています。
| 住所 | 沖縄県竹富町竹富 |
| 交通アクセス | 竹富港から車（一般道）で約5分 |
西桟橋
石垣島からわずか10分の竹富島は、古い沖縄の風景が残り、美しい海「竹富ブルー」が魅力です。その海の表情の移り変わりを西桟橋で楽しみましょう。現在は撮影スポットとして人気の西桟橋は、青い海と白い桟橋が美しく映える場所です。透明度の高い海に見入ってしまうことでしょう。
太陽が照り付ける時間帯に西桟橋を訪れると、穏やかな波と淡いブルーが広がり、心が癒される風景が広がります。訪れる方々を魅了する理由が、ここで体感できます。
アイヤル浜
アイヤル浜は竹富島最東部にある自然豊かなビーチで、「アイヤル」は現地語で「東の浜」という意味です。東海岸に位置するサンライズスポットとして知られています。ただし、遊泳は禁止されています。対岸には石垣島の市街地が望め、観光客が少ない穴場スポットですが、虫除け対策や熱中症対策が必要です。
アイヤル浜への道中には高級リゾートホテル「星のや竹富島」があり、八重山特有の建築とリゾート感を併せ持ちます。マリンスポーツやプール、スパなどを満喫できる人気のホテルです。
喜宝院蒐集館
喜宝院（きほういん）は日本最南端のお寺であり、浄土真宗本願寺派に属しています。境内に設置されている釣鐘は、竹富島の住人に正午と18時を知らせています。
喜宝院に併設された「蒐集館」には、住職が60年かけて集めた民具や美術工芸品など約4,000点が展示されており、その中の842点が2007年に沖縄県初の国指定有形民俗文化財となりました。ここを訪れることで、竹富島の歴史や文化について深く理解できるでしょう。
| 住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富108 |
| 営業時間 ※ 時期・状況により変動する場合あり | 9時～17時 |
| 入場料 | 大人300円 小人150円 |
| 交通アクセス | 竹富港より徒歩約15分 |
竹富島の歴史を感じられる観光スポット
国の重要無形民俗文化財として残る世持御嶽をはじめ、竹富島にはこれまでの歴史を肌で感じられる観光スポットが多数あります。
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世持御嶽
竹富島には28の御嶽が存在し、その中でも世持御嶽（ゆーむちおん）は特別な場所です。火の神が祀られており、国の重要無形民俗文化財である種子取祭が旧暦の9月から10月にかけて開催されています。この祭りは600年の歴史があると伝えられています。
種子取祭では、島中の方々が集まり、神に踊りや狂言など70点以上の奉納が行われ、活気に溢れている様子を見られるでしょう。この祭りを見るために竹富島を訪れる観光客も多くいらっしゃいます。
西塘御嶽
県指定文化財の西塘御嶽（にしとうおん）は、1500年代に活躍した竹富島出身の西塘の屋敷跡でありお墓でもあります。
彼は首里城の園比屋武御嶽石門を完成させ、後に八重山地方の行政長官となり、竹富島のカイジ浜近くに役所である蔵元を建てて執政しました。その後、石垣島で政治を行いながら、竹富島を想う歌「しきた盆」を作りました。「しきた盆」は、現在では竹富島の代表的な歌であり、種子取祭の奉納芸能でもあります。西塘は偉人であり、島の守護神です。島民の尊敬の念が感じられる石造りの鳥居と建物が立ち並びます。
竹富島集落
竹富島集落は、赤瓦家屋やサンゴの石垣、白砂の道が美しいコントラストを描く、昔ながらの沖縄の風景が残る場所です。1987年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
レンタサイクルや水牛車、散策を楽しみながら、デイゴの花やブーゲンビリアなどの風物詩を堪能しましょう。集落内にはカフェや飲食店もあり、ゆったりとした時間を過ごせます。写真撮影にも最適なスポットが多く、観光客に人気の場所です。竹富島集落で、のんびりとしたランチを楽しみながら、沖縄の原風景を味わってみてください。
東パイサージ御嶽
竹富島には28か所の御嶽（ウタキ）があり、そのうちの1つが東パイサージ御嶽です。島作りや島を育てる神様が祀られていると言われており、島の方々の生活に密着した祭りが行われます。竹富港から車で約6分の場所にあり、鬱蒼とした木々に囲まれた荘厳で静かな空間が広がります。
竹富港から集落へ向かう途中で最初に目にする御嶽で、神々が宿るとされるため、見学する際は慎重に行いましょう。心を落ち着ける場所としても適しているため、集落を訪れる際にぜひ立ち寄ってみてください。東パイサージ御嶽は、南国のリゾート地にあるとは思えない迫力満点の御嶽で、心に残る場所です。
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幸本御獄
幸本御獄は、竹富島の集落から少し南下した場所にある、六山と呼ばれる重要な御嶽の一つです。八重山には神社がほとんどなく、御嶽は沖縄の神様を祀る神聖な場所として重要視されています。
竹富島には28の御嶽がありますが、幸本御獄は集落近くに位置していて観光に訪れやすいのが特徴です。木々に囲まれた神秘的な空間が広がり、簡易案内板も用意されています。
幸本御獄は、集落の南部に位置し、徒歩やレンタサイクル、水牛で散策することが可能です。ツアーに参加すれば、ガイドから竹富島や御嶽について詳しく聞けます。
ほかにも竹富島には、西塘御嶽や真知御嶽などの御嶽があり、それぞれ異なる造りや雰囲気を楽しめます。また、島内のビーチでSUPやシュノーケリングなどのマリンアクティビティも楽しめるでしょう。幸本御獄は、竹富島の自然と歴史を感じることができる魅力的な観光スポットです。
竹富島ならではの伝統を楽しめる！人気観光スポット
竹富島民と交流ができる竹富島ゆがふ館や、独自の染色技術を拝見できる竹富民芸館など、竹富島ならではの人気観光スポットをご紹介します。
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竹富島ゆがふ館
2004年開館の竹富島ゆがふ館は、竹富島の自然や歴史、伝統文化を紹介している施設です。竹富港から徒歩1分の位置にあります。施設は来島者と島民の交流の場でもあります。
竹富島フィールドミュージアムの拠点としても機能しており、季節ごとの島の情報を提供しています。また、環境省が「竹富島自然学習歩道」としておすすめしている出発地点でもあります。そのため、竹富港に到着後、最初に訪れる場所として最適といえるでしょう。
| 住所 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富 |
| 営業時間 ※ 時期・状況により変動する場合あり | 8時半～17時 |
| 入場料 | 無料 |
| 交通アクセス | 石垣離島ターミナルより高速船で10分 竹富港より徒歩3分 |
| 公式サイト | 竹富島ゆがふ館 |
竹富民芸館
「民芸の島」として名高い竹富島は、八重山上布や八重山ミンサー、芭蕉布や交織（グンボウ）など、その染色技術が有名です。1972年開設の竹富民芸館は、この伝統の後継者育成を目的とした工房です。
竹富民芸館では島の植物を染料や原料とし、それを用いた作品が展示されています。また、機織の実演も見学でき、島内で織られた織物も販売されています。
竹富島の豊かな自然と独自の染色技術を感じられる竹富民芸館を訪れて、伝統工芸の魅力を知りましょう。
まちなみ館
竹富島のまちなみ館は、島での祭りや伝統行事が催されている存在感のある施設です。公民館のような施設で、建物は景観保護の観点から赤瓦家屋で造られており、主屋と別棟が連なっています。
この施設には研修室や展示スペース、交流スペースなどがあります。竹富島に関する資料が展示されているため、島の歴史や文化に興味のある方は、ぜひ立ち寄りましょう。ただし、地元の方が利用していない場合は閉鎖している可能性もあります。
てぇどぅん かりゆし館
2003年に竹富東港の船客待合所として完成した「てぇどぅん かりゆし館」は、竹富島を意味する「てぇどぅん」と、旅人の航海の安全を祈る「かりゆし」から名付けられました。施設内には総合案内所があり、お土産やグラスボートチケット、石垣島への乗船券の販売、そして観光や宿泊、飲食、マナーやルールに関するアドバイスも提供しています。
待合所内にはトイレやコインロッカーも完備されており、日帰り観光で身軽に過ごしたい方にも便利です。また、売店ではアットホームな雰囲気の中、ミニチュアシーサーや手ぬぐいなど、食品や民芸品を含む、竹富島のさまざまなお土産が揃っています。船を待つ間にお土産選びができるので、時間を有効に利用できるでしょう。
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たきどぅん総合案内所
たきどぅん総合案内所は、竹富島の玄関口である竹富港の待合室にある観光案内所です。NPO法人たきどぅんが運営し、観光情報だけでなく、お土産の販売も行っています。竹富島の観光に関する質問があれば、気軽に訪れて情報を得られます。
竹富港近くには、レンタサイクルの貸し出しや遺跡などもあり、散策するスポットが豊富です。たきどぅん総合案内所で観光情報を得てから、レンタサイクルで島内を散策するのがよいでしょう。散策後には、再び同案内所でお土産を購入できます。
竹富島ならではのお土産も取り揃えており、フェリーの待ち時間に立ち寄ってみるのもよいでしょう。観光スポットを決めかねている方や、島の情報が欲しい方にとって、たきどぅん総合案内所は大変便利な場所です。
竹富島の穴場的観光スポットを厳選してご紹介！
カップルで訪れたいヌヌシャーの浜やンブフルの丘など、竹富島の穴場的観光スポットをピックアップしてご紹介します。
ヌヌーシャの浜
ヌヌシャーの浜は、西桟橋の北側にある、地元の方が散歩に訪れる穴場的なビーチです。竹富島の伝統的な織物・芭蕉布を海水でさらすことから、「ヌヌシャー」と名付けられました。東海岸に位置し、サンセットスポットとしても人気があります。
手付かずの自然が魅力のこのビーチは、岩地が多く砂もザラザラしているため、足を痛めないようビーチサンダルを履いての訪問がよいでしょう。施設が一切ない天然ビーチなので、駐車場やトイレ、食事処は利用できません。事前に準備をしておくことが大切です。
人気スポットではないため、透明度が高い海や美しい砂浜、周囲の緑が鮮やかなコントラストを描いています。ヌヌシャーの浜へ向かう道は、鬱蒼とした緑に囲まれ、獣道を歩くことになるため、長袖・長ズボンと虫除け対策が必要です。
観光客が少ないため、静かでプライベートな雰囲気が楽しめる絶景スポットです。
ンブフルの丘
ンブフルの丘は竹富島の南寄りにある展望台付きの小高い丘です。周囲に比べ数メートルの高さがあり、竹富島のほとんど平坦な地形とは対照的です。ナージ井戸や水道記念碑の近くに位置し、緑に覆われています。
この丘の名前は牛に由来し、看板には牛が一夜で高い丘を作ったという伝承が語られています。酋長は喜び、牛の鳴き声にちなんでンブフルと名付けられました。また、「牛丘」とも呼ばれています。
竹富島が隆起サンゴ礁でできているのに対し、ンブフル丘は古成層の珪岩で形成されており、島の核ともいえます。丘にある標高20mの「ンブフル展望台」からは、竹富島の町並みや石垣島、西表島など周辺の島々が一望可能です。民家風の外観ですが、階段を登ると素晴らしい景色が広がります。
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竹富郵便局
竹富郵便局は竹富島唯一の郵便局で、赤煉瓦の屋根と丸太の柱が特徴の平屋建てです。周囲は琉球石灰岩の石垣で囲まれています。現在の竹富郵便局は1993年に移設されました。こちらの郵便局では、2014年から発売されている竹富郵便局オリジナルのフレーム切手が大変人気で、竹富島旅行の記念に多くの人が購入しています。
竹富島では助け合いの精神が根付いており、年間20を超える祭事や行事が開催されますが、郵便局もそれに関わりがあります。
| 住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富500 |
| 営業時間 ※ 時期・状況により変動する場合あり | 郵便窓口9時～17時 |
| 駐車場 | あり（2台） |
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人頭税の碑
人頭税の碑は、1637年から1902年まで続いた人頭税の廃止を記念して、2002年に竹富島に建立された石碑です。八重山諸島は、重税のために困窮し、その苦しみを忘れないようにと設置されました。
人頭税は、15歳から50歳までの男女に課された厳しい税で、島民は米や布、海産物などを納めていました。しかし不釣り合いな税制により、明治時代に人頭税廃止運動が起こり、1902年に廃止されています。
竹富島の先人たちが立ち上がったおかげで、現在の竹富島が存在しています。この石碑は、その感謝を忘れずに観光客に竹富島を感じてもらうためのものです。
人頭税の碑の近くには、水道記念碑や仲筋井戸などの史跡もありますので、併せて足を運んでみましょう。沖縄の歴史を感じることができる、貴重な場所です。
旧与那国家住宅
旧与那国家住宅は、竹富島の伝統的な屋敷形態を体現し、国内最西端の国指定重要文化財建造物となっています。大正2年に建てられた主屋（フーヤ）を中心に、台所（トーラ）、拝所（ジージョン）、豚小屋、フクギの防風林、そしてサンゴ石の石垣で構成されており、「マイユヌンニャ」と呼ばれていました。
2003年から島の大工らが修理・整備を行い、2006年に完成しました。竹富島における近代の住居形態と生活様式を学ぶ上で非常に貴重な建築物であり、2007年12月4日に重要文化財に指定されています。この旧与那国家住宅を訪れることで、竹富島の歴史や文化に触れられます。
| 住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富536 |
| 交通アクセス | 竹富東港より徒歩約15分 |
竹富島観光で味わえる！人気グルメスポット3選
面積が小さな竹富島ですが、おいしい食べ物を提供しているお店は多いです。ここでは、竹富島で人気のグルメについて7つご紹介します。
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そば処 竹の子
八重山そばに特化した45年の歴史を持つ老舗「そば処 竹の子」は、西桟橋近くにあります。一番人気の「ソーキそば」は、とろとろのソーキが魅力で、鶏がらととんこつのスープは薪で炊いています。豚肉も時間をかけて丁寧に仕込んでおり、こだわりが随所に感じられるでしょう。先代から受け継いだ島こしょう「ピィヤーシ」を加えると、味の変化が楽しめます。
赤瓦の屋根が印象的な店内は、木のぬくもりが感じられる落ち着いた空間です。カウンター席とテーブル席があり、天気のよい日はテラス席もよいです。おつまみメニューも充実し、沖縄風炊き込みご飯「ジューシー」にはスパイシーな香りの「ピーヤシ」の葉が入っています。人気店のため、早めに来店するとスムーズです。
八重山そばはお店によって味が異なるため、そば処 竹の子で独自の味を楽しめます。
竹富島ガーデンあさひ
「竹富島ガーデンあさひ」は、西桟橋近くで30年の歴史を持つ老舗レストランです。八重山そばやラフテー丼などのメニューが楽しめ、「あさひAセット」の人気があります。エビフライ、ハンバーグ、鶏ささみフライなどの手作り料理とライス、ミニサラダがワンプレートになっており、ボリューム満点です。さらに、ミニ八重山そばが付くのも魅力的です。
お店の外観は赤瓦屋根にシーサーがあり、美しい庭が広がります。店内は明るく広々としており、民謡が流れ、動植物の絵や写真が飾られています。メニューには「沖縄アグーカレー」や「タコライス」、「ラフテー丼」などがあり、「軟骨ソーキそば」も人気です。さらに、そばのサイズもいくつか選べるため、お子様連れにも適しているでしょう。
子ども用食器やおむつ替えシートが用意されており、アイスも販売されているので、家族連れにも安心して楽しめます。
お食事処 かにふ
竹富島で最大の飲食店「お食事処 かにふ」は、沖縄ならではの沖縄そばや各種チャンプルー、タコライスが楽しめます。そのほか、カレーライスやハンバーグ、海老フライなど洋食も取り揃えており、非常に魅力的なお店です。
竹富島には家族経営の小さなお店が多い中、こちらは食堂という雰囲気で、72席もの席数があります。注文は入口近くのレジで行い、会計後に料理が届けられるシステムとなっています。
家庭的な美味しい料理が手軽に味わえる、おすすめのお店です。
竹富島観光でのんびりと沖縄時間を楽しめる！人気カフェ4選
お食事処以外にも、竹富島にはカップルに人気のカフェが複数存在しています。コーヒーや名産品と合わせ、一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。
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Haa-Ya NagomiCafe（ハーヤナゴミカフェ）
「Haa-Ya NagomiCafe（ハーヤナゴミカフェ）」は、「なごみの塔」近くのカフェで、タコライスやタコオム、八重山そばなどが楽しめます。15種類ほどの沖縄らしい一品メニューがあり、「島野菜カレー」では、島の新鮮な野菜がふんだんに使われています。辛さ控えめで子供にも優しい味わいです。野菜は日替わりで楽しめます。
竹富島で唯一の2階建てカフェで、赤瓦屋根の集落が見える絶景スポットです。2階に上がると明るい空間が広がります。オーナーの娘さんご夫婦が手作りでカフェに改装したため、こだわりが感じられる空間です。
おしゃれな内装で窓からの景色も楽しめます。毎日手作りされるサーターアンダギーの「さたくんこ」は、お土産にも適しています。
カフェ テードゥン しだめー館
カフェ テードゥン しだめー館は、竹富島の集落中心部に位置する食事処・酒処で、美味しいメニューと明るい雰囲気が魅力です。
特に「竹富そば」は好評で、竹富島産の長命草や半熟卵、特製三枚肉のトッピングが特徴の逸品です。ほかにも、ちゃんぷるー、タコライス、各種定食が提供され、デザートにはブルーシールアイスやかき氷も用意されています。豊富なお酒やフレッシュジュースとともに楽しめるカフェ テードゥン しだめー館で、竹富島の味を堪能しましょう。
Cafe ふぁぶら
「Cafeふぁぶら」は、那覇でイタリアンレストランを営んでいた方が調理を手掛けるお店で、本格的なイタリアンを提供しています。
メニューの主役はパスタです。竹富島産のピーヤシのパスタは特に評判です。価格はリーズナブルで、お店は民宿松竹荘の食堂にあります。地元食材を使った本格イタリアンを堪能できるCafe ふぁぶらは、竹富島での食事にぜひ立ち寄りたいお店です。
事前に営業日を確認しましょう。
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Cafe utsu-rya（かふぇうつーりゃ）
不定期に営業するカフェレストラン「Cafe utsu-rya（かふぇうつーりゃ）」は、40年以上続く民宿「内盛荘」の食堂です。2019年にリニューアルオープンしました。島に関する本も置かれており、島の方に人気の穴場カフェでゆっくり過ごせるでしょう。
オーナー手作りの焼き立てピザやパスタが楽しめます。沖縄らしいチャンプルなどのメニューも民宿で楽しめます。不定期営業ですので、開いていたら幸運といえるでしょう。
まとめ｜竹富島は魅力ある場所が多い！事前の観光計画が重要
以上、竹富島の観光スポットとグルメについてご紹介しました。
カイジ浜やアイヤル浜など、沖縄らしい海の観光資源があるだけでなく、水牛車や竹富島集落など、時間をゆっくりと感じられるスポットも魅力が詰まっていました。
また、そば処竹の子やHaa-Ya NagomiCafeなど沖縄の名産を楽しめるお店もあります。
竹富島には魅力あるスポットが多くあるため、観光に行く際には事前に計画を立てておきましょう。
